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【Vol.73】伏線を張るのが壊滅的に下手くそな件【ジョサスケラ定例報告】

どーもっし! 雨愁軒経です。
最近、職場の有線放送について「本部指定のチャンネルのみ」というルールが出来てしまい、退屈で退屈で仕方ない日々を送っています。
なんかもうよくわからないインスト曲ばかりになりましたね。せめてアンビエント系にしてくれねえかお偉いさんよwwww


さてそんな中、ようやっと『建国計画!』が折り返し地点に来まして、ここからリョウの出自だったり、エステルの鎧についてだったりという布石が回収されていく段階となりました。

そう、布石です。
私の中では伏線と布石を明確に別けているのですが、困ったことに私、伏線を張れないんですよねえ……(遠い目)


私の考える伏線は、ミスリードや隠ぺいの伴うものです。
「Aだと思っていたらBだった」とか、「誰も気にしてなかったけど、そういやあいつがこんなこと言っていた」とか。
俗に言う「2週目は読み方が変わる」という手合いですね。

一方私は、「Aを組み立てるまでのパーツをばら撒く」ことしか出来ていません。
『建国計画!』においても、「なんかリョウの出自が怪しいぞ」とか「エステルの鎧はどうするんだ?」といった風に、最初から疑問として浮上するんですね。


以前サスペンスものを新人賞に出した際の選評で「情報開示のテンポが適切で、非常に読みやすい」と言っていただいたこともありますし、
疑問を散りばめて、それらの回答を順次出していくことも一つの構成力――ではあるんでしょうけれど、
やっぱりこう、どんでん返しのインパクトにはかけるよなあ、とも思うわけです。


伏線って、どう張ればいいんでしょうね。
巷の作品を見ていて「あ、今伏線が回収された!」というのは理解ができるのですが、いざ自分でやろうとすると、どうも難しい。
どれだけ練っても、布石の域を出ないような気がするのです。
羽州の狐を名乗っているというのに化かすのが苦手とはこれいかにwwww


……ぐぬぬ。頭が良くなりてえよお。
勉強します。

ではではーノシ

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