不死身バンシィ

おちんちん。誰しもが一度はこれで一本書いてみたいと思う魅惑の題材ですが、それだけに扱いが難しく、ただおちんちんを出しただけで満足してしまいがちです。しかし、この作品はきちんとおちん…続きを読む

「連続殺人事件」という言葉がある。 言うまでもなく、同一犯によって短期間に連続して行われる殺人事件を意味する単語である。 ホラーやミステリなんかではよく耳にする、定番とすら言える概…続きを読む

歴史とは「過去の記録の堆積」であり、少し乱暴に言ってしまえば「事実の羅列」でしかありません。しかし、だからこそ想像の余地がある。「その瞬間を生きていた人間」を自由に想像し、物語にす…続きを読む

ゴリラは出ないけど内容のパワーはゴリラ並みです。

タイトルが堂々例のアレに乗っかってきていますが内容は全く関係なく、シリアスかつ破天荒な格闘小説、になるんじゃないですかね多分。第一話の時点では。これからはちょっと分からないですね。…続きを読む

昔のゲームってよくセーブデータが飛んで最初からやり直しとか普通にありましたけど、今はそんなことはほぼ無くなったので技術の進歩は素晴らしいですね。データのバックアップも簡単ですし。

もはやなりふり構わぬと言わんばかりのタイトルと本気で嫌すぎる内容から、筆者の差し迫ったリアルな苦悩が読み取れる。

人を人たらしめるものとは何か。人間は何を持ってして自らを人間と定義しているのか。まあ身もふたもない事を最初に言えば、まず第一に遺伝子、肉体、生態、外観。つまり物質的な存在としての「…続きを読む

つらい

「マクロ経済」という非常に高度な学術的知識を要求される概念がメインテーマに据えられているが、その内容に沿うよう丁寧にエンターテイメント性が誂えられており、作品展開に軽妙なテンポが生…続きを読む

とにかくカラッと清々しく力強いオカマが良いですね。味方にいてこんなに頼もしい存在も他にない。

物凄く落ち着きがあり、地に足がついているどころか根を張っているような確かな文章で、気が付けば一気に読み終えてしまいました。最初は一定のスピードで淡々と、その後ゆっくりと加速していく…続きを読む

トントン拍子とは正にこのことで、「魔王にさらわれたお姫様」というベタな切り出しからクライマックスまで一直線にあっという間ですね。初出時から10回位読んでますが何度読んでも最後の一行…続きを読む

「ぴゅっぴゅ」という言葉が何を示しているのか、それは読者の貴方自身に聞いてください。きっとそこに貴方を映す鏡があるから。多分。

流麗な文章で語られる、倒錯と淫蕩に彩られた世界。その在り方は多くの人から見れば屈折しているが、それでもなお否定しがたいほどに美しい。いや、屈折しているからこそ美しいのである。

「この手があったか」と思わず膝を打たされた、斬新でもありどこか懐かしくもあるネコ極道小説。内容は掛け値なしのバイオレンス・アクションでありながらどこかユーモラスな空気が漂うのはやは…続きを読む

ファンタジー世界と言っても世界は世界ですから、やっぱりそこには環境とか歴史とか文明とか人種とか色々積み重ねてきたものがあるわけで、そこにいきなり放り込まれたらまあ、諸々の軋轢にすり…続きを読む

誰もが子供の頃に一度は思ったはず。「翼を背負って空を飛びたい」と。しかし、もしそんな空想が本当に現実になったら、人間はどんな姿を選ぶのだろうか。そしてどんな社会を築くのか。「人間」…続きを読む