「この手があったか」と思わず膝を打たされた、斬新でもありどこか懐かしくもあるネコ極道小説。内容は掛け値なしのバイオレンス・アクションでありながらどこかユーモラスな空気が漂うのはやはり猫という動物が纏う特有の魔力故か。自分は「じゃりン子チエ」を連想したが、読者の数だけ猫ヤクザのイメージがありそうである。
可愛い。ででーん ってなるけど、何でか可愛い。バトルあり、抗争あり、でも可愛い。とても読みやすく、光景が浮かんできます。そして可愛い。とりあえず可愛い。これ!アメショーやニャフィア………続きを読む
とかく書き出しが良い。――肉球が夜のアスファルトを踏む音がした。どんな音だと誰もが一斉に突っこむだろう。そしてデデーン(効果音)しすぎて腹がw
登場人物すべて猫!なにやら猫の世界も厳しいようで、様々なドラマが繰り広げられています。それを軽快に綴ったのがこの作品。任侠と言う比較的重たい題材を、コミカルな猫たちが上手に料理してくれています…続きを読む
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