「この手があったか」と思わず膝を打たされた、斬新でもありどこか懐かしくもあるネコ極道小説。内容は掛け値なしのバイオレンス・アクションでありながらどこかユーモラスな空気が漂うのはやはり猫という動物が纏う特有の魔力故か。自分は「じゃりン子チエ」を連想したが、読者の数だけ猫ヤクザのイメージがありそうである。
ヤバイ。 読んで損はない。
まじめにヤクザの物語なのに、どこか可愛らしい不思議な魅力がある。
ニャクザ怖え((( ;゚Д゚)))
肉球が夜のアスファルトを踏む音がした。冒頭のこの一文から「え?肉球が夜のアスファルトを踏む音ってなに?音するの?なんでそんな当然みんな肉球が夜のアスファルトを踏む音を知ってる前提なの???」みた…続きを読む
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