「この手があったか」と思わず膝を打たされた、斬新でもありどこか懐かしくもあるネコ極道小説。内容は掛け値なしのバイオレンス・アクションでありながらどこかユーモラスな空気が漂うのはやはり猫という動物が纏う特有の魔力故か。自分は「じゃりン子チエ」を連想したが、読者の数だけ猫ヤクザのイメージがありそうである。
「肉球が夜のアスファルトを踏む足音・・・」出だしからしてヤラれます(*´з`)~♪にゃんこ&任侠ハードボイルドのコラボとは。。この、オリジナリティあふれる、素晴らしい世界観!!!!ハードボイルド…続きを読む
中身はれっきとした任侠物でサクサク死人(死猫?)が出るのにネコを主人公にすることでどこか面白おかしく読めるようにしてしまった発想はすごい。お勧めです。随所に出てくる「デデーン(効果音)」…続きを読む
登場人物すべて猫!なにやら猫の世界も厳しいようで、様々なドラマが繰り広げられています。それを軽快に綴ったのがこの作品。任侠と言う比較的重たい題材を、コミカルな猫たちが上手に料理してくれています…続きを読む
肉球が夜のアスファルトを踏む音がした。冒頭のこの一文から「え?肉球が夜のアスファルトを踏む音ってなに?音するの?なんでそんな当然みんな肉球が夜のアスファルトを踏む音を知ってる前提なの???」みた…続きを読む
もっと見る