最初辺りの展開は面白いと思った。最初は一話一話遺伝子組み換えをテーマにして書かれた短編かと思ったけど、後半は割とつながってたのかもしれないっすね。 なによりネーミングセンスが好きですね。まんまかよって感じで。 あれはあれで面白い。だってどう見ても個性的な名前が出てくるたびにカニ男が思いつくんだぜ。これはシュールな笑いなのかもしれん。 だがそれがいい。個人的には好きな作品ですね。
誰もが子供の頃に一度は思ったはず。「翼を背負って空を飛びたい」と。しかし、もしそんな空想が本当に現実になったら、人間はどんな姿を選ぶのだろうか。そしてどんな社会を築くのか。「人間」と「動物」の境界が重なる時、そこに浮き彫りにされる人の姿を描く近未来SF。