キュンときますね。ビールの後味が胃液のそれに変わる錯覚を覚えそうな程度に
キャ○ジンでもソル○ックでもいいきら、『彼』に出してあげてくれ(汗)
あ、おあぁぁぁ……ああぁぁ……
冗談(半ば本気)はさておいて、こむらさきさんの胃がキュンシリーズ恋愛小説です。同性のカップルかつ遠距離恋愛という珍しいシチュエーションですが、もうすでに不穏な匂いがプンプンします。胃にずっしりと来る状況が次々とやってくるのに君は耐えられるか!というような内容に思わず読み手の内臓もバレルロールされそうです。なお実体験を基にした小説らしいですよ?コワイ!
カップルの閉塞感がとてもリアル。こういう経験をした人も少なくないはず。しかし、気が回りすぎるのは、主人公も女性だからなのだろうか?それも含めてリアル。残酷ともいえるラストも素晴らしい。
36歳の彼女とのデート、主人公はあれこれと気を使いながら接していきますが、なかなか上手くいきません。若干、情緒不安定な彼女の言動も合わさって、読んでいる側はハラハラしちゃいます!主人公の優しさや罪悪感がストレートに伝わってきて、自分が同じ立場ならどう行動するだろうと考えてしまいました。恋愛における倦怠期の苦痛をリアルに描き出している作品です。
おもに胃が
つらい
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