黒猫

月がきれいに出た夜。 街角のカレー店には、怪しい二人組と騒がしいブタの貯金箱が居た。なぜ居るのかと問われると、彼ら全員、訳ありでして──。

とある新妻で、👽（奥様）👤（執事）🤯（旦那）を使いこなす、薬剤師のエッセイストの方がカクヨムで一年経ったそうだ。 一歳前日に、「おめでとう。お祝いに私の昔描いた絵をこのときに公…

俺は私立探偵、乾宗十郎。この目で見たこと、聞いたこと、確認したこと以外は信じないことにしている。 それでもこんな仕事をしていると、何故か突拍子もない依頼を受けることがある。 今回…

高校教師の大輔は、春の早朝。通学路のそばの公園で不思議な女子生徒に出会う。 それから、夢を見るようになった大輔は、桜舞い散る夜の公園でその生徒と再び邂逅する。

大学2年の夏。俺、蒼井ハルトは人生で二度目の告白をされた。 相手は一つ下の後輩、赤木リン。しかし、つい数ヶ月前に元カノを失い傷心の日々を送っていた俺は、その告白を断ってしまった…

農家の息子で食通気取りの友人とのエピソード他 飯テロ起こりません。 食通小説ではありません。 安心してお入りください。 クスッてなってもらえたら幸いです。 エッセイ・ノンフィク…

嫌いだったはずの圭太。 だってあいつはいつもヘラヘラ笑ってだらしない。 だけどいつも前向きで、小さなことに拘らない圭太に、わたしは惹かれていった。 それなのに、意地っ張りなわたし…

カクヨム３周年記念イベント作品とこれまでの自分の短編をまとめてみました。 今後も更新予定。

俺のところに、ある日一人の若い男から依頼人がやって来た。 『毎年、十一月の初めになると、自分の家のポストに封筒が投げ入れてあり、中には決まって額面百万円の小切手が入っている。銀行…

【ZDV series #2】　中途半端な時期にやってきてルームメイトになった編入生は、人見知りがひどい無口な美少年だった。親がいないことなどを理由に苛めのターゲットにされた編入…

特別な力を持たない男が軍隊に入ったものの、俺TUEEEEする訳でもなく女心もいまいち掴めないまま、チートな超人たちの間を生き抜こうとする話です。 「平凡な日本人がゲームみたいな…

ネット投稿初めてです！ 小説の下書きを始めたけど、文章力に自信が無いので、日常を日記として投稿する事で作家力を上げていこうという本作品。 共感してあー、分かるー、と読んでくれる…

更年期って何？ それってどういう症状があるの？ きついの？　それとも……。 考え方一つで明るく乗り越えられます。 笑いましょう。涙活しましょう。 更年期を幸年期に変えましょう！

失業した。バンドが潰れた。彼女に振られた。どん底の雄二はクリスマス・イブに夢を見る。昔やったことが悪夢になって追いかけてくる、リアルな現代のクリスマス・キャロル。クリスマスの日、…

このエッセイを書き始めた頃は、投稿するのが怖くて、創作するのを苦しいと感じていました。 今後どのように自分の気持ちが変わって行くかわかりませんが、今の時点では、投稿するのは怖く…

ミステリー風味の学園バトル物語。 昌彦の周囲で起こる様々な事件。 彼はクラスメイトの黒剣と共にその謎に挑む。 ※この物語は「僕と黒剣 short ver.」を長編に改稿したも…

突然学校で殺人事件が起こった。 僕が気になっている女子生徒の黒剣は、その事件について何か知っているようだった。 僕と黒剣は事件の真相を知るために動き始めた。 この作品は既に公…

「――僕も母さんみたいな救世主になりたい。 　選ばれた人間って意味じゃなくて、人を救える人間って意味で」 病弱な母、静夏（しずか）が危篤と聞き、急いでバイクを走らせていた伊織（…

田舎に住むとある兄弟の『　』の話。 短めの読み切りです。 ※初掲載はTwitter。他サイトにも掲載中です

タイトル通りです。 近況ノートで、フォロワーさまが載せた一文を用いて、物語を作りました☆ https://kakuyomu.jp/users/misora2222/news/11…

　主人公、ハロルド・クロウはNYで検察官をしていた。軍人だった姉は7年前に事故で死んでおり、姪も亡くなっている。母親とは疎遠になり、かつて所属していた部隊の相棒は死に、その妻は心…

俺の名前は乾宗十郎、職業は私立探偵である。ある時、俺は一人の女子大生から依頼を受けた。 彼女は来年卒業を控え、教師になるべくある高校で教育実習に励んでいる。 実習も終わったある日…

香鳴裕人さまの「[第2期] 同題異話SR -July- 『サンダルでダッシュ！』」に参加しようと思って読み間違えたまま書きました。 ごめんなさい。 黒いカラスでも白だと言っておき…

企画者さま、初参加にしてなにも自重しませんでした。美冬さんが暴走しました。 ごめんなさい。 苦情も受け付ける覚悟です。 ゆあん様の自主企画用「筆致は物語を超えるか」【雪を溶く熱…

　別サイトで別名義で出してます。 　親しい人だと思ったら、話してる途中で違う人だとわかった。 　俳優さんの顔の区別がつかない。 「人の顔が分からない」から、声や体格や髪型で判別…

俺は乾宗十郎、職業は私立探偵である。探偵ってのは、本来調査をするのが主な業務内容だ。 だが、それだけじゃ喰っていけないから、時には色んな仕事も引き受ける。 今回の依頼は・・・・と…

【角川武蔵野文学賞】最終選考対象作品に選ばれました。皆さまのおかげです。本当にありがとうございます。 新型コロナウイルスで大学に合格できてもオンライン授業。家に閉じこもるしかな…

俺、私立探偵の乾宗十郎は、ある日妹から『困っている友人の依頼を聞いてやって欲しい』と頼まれた。 どうせこっちも仕事にあぶれていたところだからなと出かけた。 件の友人は児童養護施設…

　花街の自警団に所属する志乃は、〈妖雛(ようすう)〉すなわち半人半妖。〈物の怪〉と称される異形の襲来を予測された花街にて、前兆たる成り損ないを始末していた志乃は、旅の最中な初老男…

俺の彼女……彼女なんだよな、一応……は、ふわふわした雛鳥のような女の子だ。付き合うきっかけは……これを人に知られたら、多分爆笑されるんだろうな。

少し不遇な境遇で、いつの間にか死んだ主人公……。徳を積んだからと────魔物のいる・剣と魔法の異世界に恩恵付きで転生させてあげると、神様の爺さんから提案されて第二の人生を歩んでい…

俺はある女の調査を頼まれた。 彼女の名は杉田春美。 小さな事務機器の卸会社の経理課で働いている。 年齢は36歳、独身。 ごく平凡などこにでもいる中年女性・・・・と言いたいところだ…

企画用ショート。 設定を踏襲して好き勝手に遊んでいい奴らしいです（間違ってますか？） 使いやすい設定なので、ちょっと遊ばせていただきました。 細かい事は突っ込まず、薄眼で見…

魔法の存在する世界を舞台として、非力な貴族令嬢と半神半人の巫女の出会い、触れ合い、旅立ち、別れ、再会、諍い、その他諸々を描いています。 現在、第一部御幸編が終了し、第二部国譲不…

学生時代は飲食店でアルバイトをしていた私の隠れた特技は冷蔵庫の残り物を使って料理を作ることでした。 一人暮らしの友人宅に遊びに行くと「なんにもないよ」と言われた冷蔵庫からお宝（残…

これは世のあらゆる災厄を封じた地、 トゥアハ・デ・ダナーンに伝わる物語。 怪物が跋扈する森、妖精の悪戯に翻弄される人々、 蠢く悪意、正義と正義、罪と罰が巻き起こす騒動は、 やが…

嫁と姑という人間関係では最悪の天敵が、同時に戦国時代の庶民に意識が召喚されしまったんです。ピンチです。 私は歴史大好きで、姑オババは７６歳で８０年代のラップ好き。こんな二人が明智…

五條朱音（ごじょう・あかね）は、幼い頃から年上の幼馴染み・むっちゃんによるロックミュージックの英才教育を受けて育った。それゆえJ-POPで盛り上がる同級生とはまったく話が合わず、…

ギルドの職員として働くラック＝ゲンティエナは、ある日理不尽な上司と衝突していた。 そこでついつい口を滑らせ、面と向かって上司を罵倒。 よせばいいのに意見を曲げず、その上司を怒ら…

南国の太陽の照りつける市場。盗みの嫌疑で捕まった少女ふたりを警官から救ったのは、絶世の美女だった。彼女は、娼館の女王で、麻薬カルテルの若きボスの愛人。気が強くて、自由で、情が深く…

「やっぱり珍しい？　私、人間と魔族のハーフなの！」 冴えないフリーターが見知らぬ世界で出会ったのは、人間と魔族のハーフの少女だった。そんな彼らが巻き込まれる魔界での争い。　 力も…

フルダイブ型のファンタジー系ネットゲームで遊んでいた主人公。 ある日バグに見舞われ、本来は入れないはずのワンルームの中に閉じ込められた主人公は外に出ようと躍起になるが、その後あり…

人間誰しも一度は聞いたことがあるのではないだろうか。 寝静まった深夜、キッチンに響く生活の音。 ――そう、夜食を作る、料理の音である。 そして夜食とは！　理性なき人の、欲望の塊で…

『茄子の丸煮』の失敗から数週間。 私は、再び文庫を片手に台所に立ち料理を始めた。 今回の料理は、池波正太郎「むかしの味」よりハヤシライス。 さあ、どうなるかご期待。

とある街に存在する魔法道具の雑貨店。ここの店主はややお年を召した初老の兄弟。兄は仕入れに、弟は店番。毎度、ある目的を持ったお客に希望に沿ったアイテムを提供するのだが、その結末は……

ある雨の夜、空から一人の少女が振ってきた――屋根を突き破って。少女は自分を雨の精霊だと名乗り、僕の願いを三つだけ叶えるという……。

――地上の文明は滅びた。 700年前の「魔人族」との戦争に負け、地上を追われた人類はあらゆる文明を奪われた。 そんな彼らは『浮遊大陸ゼクシアヘブン』という天空の大地へと住処を…

花魁道中見たさに、黒山の人だかりだ。

えー、本日は蕎麦好きの話でして。

俺の名前は乾宗十郎、職業は私立探偵、年齢は・・・・隠すのは嫌いだが、いい年のおっさんだ。 その俺に故郷に住んでいる親から『見合いをしろ』と言ってきた。 正直、困惑している。 何し…