【完結】明智光秀によろしく

作者 雨 杜和orアメたぬき

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★★★ Excellent!!!

 嫁主人公になぜか姑までついてくる。しかもタガが外れたひじょうにノリのよい性格。もはやなにをしでかすかわからない。さらに主人公がまともに見えてまともではない。
 混迷を極める戦国時代をさらに混乱させる嫁姑。未来人が歴史を変えてしまうのか。それとも——。
 歴史の転換点でありながらもそれほど知られていない戦を舞台に、勢いのある筆致でぐいぐいと読ませます。
 歴史小説ですが歴史好きはもちろん、詳しくなくても思わず口角が綻んでしまう良作です。多くの方にオススメします。

★★★ Excellent!!!

もし、あなたに夫と子供がいて、自分だけ戦国時代にタイムスリップしたら、どうするだろうか。
私なら逃げる。ダッシュで逃げる。
しかし、本作の主人公、アメリッシュさんは逃げなかった。

だって、姑も一緒にタイムスリップして来たから。
これは逃げられないなあ……逃げたいけど(笑)

そんな二人の、笑いあり、涙ありの、おんな戦国絵巻、ここに開幕です。

面白いので、是非ご覧ください!

★★★ Excellent!!!

突然戦国時代にタイムトリップしてしまった主人公とその姑。語り手が男性ではなく女性であるところがまず面白いです。現代を生きる「普通の主婦」が、リアルな世界では天敵であるはずの姑と力を合わせて生き抜かねばならないというシュールな設定もユニークです。

戦国時代という状況にあたふたし、あまりの生き方の違いに唖然とし、姑や周りの人間の突飛な言動に思わずツッコミを入れる主人公のナレーションがとにかく笑えます。そして何より歴女である自分の強みを生かして活躍する姿はたくましい。
有名な武将ではなく、貧しい庶民の目線でこの時代が語られるところがとても新鮮です。細やかな生活描写、戦場の有り様、季節感、色んなものが丁寧に綴られ、その場の空気を読者と共有してくれます。

歴史ものは難しそうだと苦手意識を持つ人も多いかも知れませんが(自分もその一人でしたが)、この作品はそういった先入観を吹き飛ばしてくれます。
筆者の歴史愛がヒシヒシと伝わる愛情の籠った作品です。どうぞご一読ください。

★★★ Excellent!!!

本作は現代から戦国時代にタイムスリップした歴女の嫁とラップ好きの姑が、明智光秀の配下として生き残るために奮闘する物語です。
一見すると出落ちのようにも感じられますが、時代考証や風景描写に力が入れられており、戦国の世の厳しさとそこに生きる人々の逞しさが感じられます。
戦国時代ものが好き、タイムスリップものが好き、その中でもタイムリーな明智光秀が好きな方には特にお薦めです。

★★★ Excellent!!!

 突然一般の女性が戦国時代に紛れ込んでしまうお話です。詳しく書くとネタバレになってしまいますので、説明が難しいのですが、その場所に様々な時間軸が重なり、どうなってしまうかハラハラします。
 でも最後には綺麗に収めて、なるほどなぁと感動します。

 豊富な時代ウンチクと軽快な文章が素敵です。勉強になりました!

★★★ Excellent!!!

嫁と姑が戦国時代に転生?……もう設定だけでも強烈です。
でも本当に驚かされるのはここからです。

二人の精神が行きついたのは、戦国時代、明智光秀のもと。
しかも普通の農村の娘と母親として、若干若返った体で戦国の世に放り出されます。ここから二人の生きるための戦いが始まります。

もともとあまり仲の良くない、というか苦手同士みたいな二人。
でもそんなこと言ってられません。
頼りになるのは歴女を自認する主人公『アメ』の深くて正確な歴史知識。
一方の姑さんの武器は持ち前のバイタリティー!

この二人が足軽に志願し、従軍し、なんとかかんとか厳しい時代を生きていきます。
タイトルの明智光秀はもちろん、有名なあの武将たちも登場し、ととにかくワクワクさせるストーリー展開で突っ走ります。
しかも作者の豊富な知識と解説により、戦国の世を体感しているような強烈なリアリティーがあります。
戦国の世がどんなものであったのか、自然と身に沁みてくる感覚はすばらしいです。

なのに、この二人。
必死なんだけど、どこまでも飄々として、隙あらば笑わせにかかってきます。
このコメディーの混ぜ具合が絶妙で、笑ったり泣いたりハラハラしたりと、実に楽しい読書体験をもたらしてくれます。
そして最後には……この先はもちろん内緒です。

ぜひ読んで確かめてください。
本当に面白い作品でした。

★★★ Excellent!!!

意識だけがタイムスリップしちゃった嫁姑が織り成す、コメディタッチで面白おかしな戦国時代っ!
ウソウソ!? 幻のあの城も武将もこの目で見られちゃう!? 歴女の血が騒いじゃうー!

なんてテンションで読み進めようものなら、後の展開の衝撃も凄まじい事となりましょう。

上記のコメディは勿論、時折混ざる時代小説然とした厳粛さ。読者をも巻き込む、次元を超えた語り口。
信長が生きた戦国を、まるで真実味を帯びて描写される様は荒っぽくも等身大。
大自然の美しさに心奪われる瞬間もそこそこに、いつ潰えても不思議ではない今をどう生き抜くか。
アメの豊富な知識と、オババのラップ&ソウルで乗り切っていくのです。


金色のすやり霞映える「明智光秀によろしく」ーー鋭さ湛えるその眼と相まみえる時、アメの心を突き動かすものとは。


隙間時間に楽しむも、一気に読破するも良し。おすすめ超大作です!

★★★ Excellent!!!

ある日、突然戦国時代に生きる若い女性・マチと意識が入れ替わってしまった主人公・アメ。
けれども、戦国時代へ来たのは一人ではなく、なんと一緒に来たのは姑!?

もう、この設定だけで秀逸です。面白さが保証されています!
設定だけで素晴らしいのに、語りの軽妙さが物語の魅力をさらに際立たせています。

そして、物語の裏にしっかりと横たわる作者様の深い知識と、人を見る目の優しさ……。

戦国時代って難しそう……。と敬遠している方も、ぜひぜひ一話目に目を通してみてください! きっとハマります!

★★★ Excellent!!!

まず、展開が早く、時が経つのを忘れて読みふけってしまいます。そして、何よりも豊富で分かりやすい歴史の知識。私も歴史好きで、ある程度は知っているつもりでしたが、全然詳しくなかったのだと反省するほどの情報が詰め込まれています。

さて、何より面白いのが、戦国時代に転生するのが、嫁と姑のコンビだというところ。嫁姑と聞いて思い浮かべるのが、「仲の悪い」イメージ。ところが、この作品の二人は仲が良くて深い絆で結ばれているのです。普通は、いきなり、戦国時代に飛ばされたら焦ってしまうでしょう。ところが、お嫁さんの歴史の知識とお姑さんのアグレッシブな情熱で乗り切れてしまうのです。

最後まで、ハラハラドキドキする展開が続いていくのですが、ラストでとても心打たれることが起こります。現代では、戦死するだとか、野垂れ死にするなんて状況はないでしょう。ですが、戦国時代では人の命は結構軽いのです。いや、戦時中も軽かったのです。戦争について、教育を受けた私達は命の重さを知っています。だから、「生きろ。命を大切にしろ」と、真摯に言うことができるのでしょう。

今生きていることの幸せを噛みしめながら、明日からも生きていきたいと思わせる、素晴らしい作品です。

★★★ Excellent!!!

天正元年(1573年)、織田信長軍は浅井長政の居城へと迫っていた——
小谷城の戦い、かの有名な史実の裏で一体どのようなドラマが繰り広げられていたのか——?

現代日本から戦国時代へ転生してしまった主人公アメ(歴女)が、姑・オババとともに戦乱真っ只中を駆け抜ける!
はたして主人公アメは憧れの織田信長と明智光秀に会えるのか!?
そして、その時、何を思うのか!?


「歴史」というと、堅苦しい・難しい・興味ない、そんな悲しい言葉が聞こえてきそうな現代ですが……
「実は歴史ってすごく面白い!」まさに晴天の霹靂が脳天に直撃するような、痛快・爽快コミカルストーリーです。
さらに、作中で活躍するキャラクターたちもそれぞれが個々に魅力的に描かれており、ストーリーにカラフルな輝きを与えています。

本作では史実に従った創作でありながら、その時代の文化や信条といった民俗史にも触れることができ、それらが互いに生き生きと描かれることによって、今まで単語としてバラバラに脳内を浮遊していた歴史の記憶がストーリーとして繋ぎ合わされていく、読み進めていく中でそんな感覚になっていきました。
その作品力は、作者様の歴史に対する造詣の深さから為せるものであり、敬服せざるを得ません。
オススメの作品です!!

★★★ Excellent!!!


反りの合わない姑と戦国時代に転生!
最初は少しコメディチックな小説なのだろうかと思いながら読み始めたのは大間違いでした!

これは、詳細に練られた、壮大な歴史ロマン…!
現代人の知識を持つ主人公が、周囲を巻き込みながら、時にはオババの奇想天外な行動に助けられて、戦場を駆け巡ります。

ああ、本当。読了後には、なんとも言えない、切ないような、遥か昔を懐かしむような、ロマンティックな気分になってしまう…秀悦極まりない作品です!

★★★ Excellent!!!

最終話まで読み終え、感動的なラストの余韻に今もまだ浸っているところです。

歴史という客観的に「知っている」だけだった事柄が私も一緒に悩み、戸惑い、慄き、時に逃げ出したくなりながら、みんなと一緒に一歩一歩、歩んできた気持ちです。

アメリッシュさんの軽快な文章に誘われて、時々私達読者に語りかけてくれているようで楽しくて読むのを止められなくなりました。
時代物が苦手な方にこそ読んでもらいたい素敵な物語です。

★★★ Excellent!!!

まず文章が軽快で読みやすい。それに主人公が現代人なので、時代物が苦手でも現代の尺度で解説されるからとっつきやすい。
また作者が歴史に造詣が深く、描写部分はまるで現場にいるかのような臨場感がある。

けれども他作品と本作が一番ちがう点は「女性たちが嘘偽りなく描かれている」ところだろう。

歴史物というと、とかく華々しく武将が活躍する横で添え物のように女が『ご都合主義的に』描かれた作品が多い。
しかし本作は作者も主人公も女性だからか、老いも若きも女たちが非常にリアルである。

登場する女達はけっして見た目美女だったり性格が従順なわけでもないが、戦国という不安定かつ自由な時代を自分たちなりに精一杯生きようとあがく。
男達は表向き社会的な主導権を握ってはいるが、その熱気に引きずられて話が展開していく。
そこが新鮮で、次になにが起きるか読者には想像もつかず、たまらなくおもしろいのだ。

コメディータッチで軽快なテンポでありつつも、本作には人の真理がある。
だからこそ胸を打たれる。最後まで読み続けたくなる。
本日めでたく完結してしまったが、良い物語をありがとうございました。

★★★ Excellent!!!

武士の世って女性登場人物が活躍できなさそう、という食わず嫌いを繰り返していましたが、女性たちが足軽としてバリバリ活動していて驚きました。
大河ドラマでは描かれない角度、視点から新しい世界を知ることができ、とても新鮮です。
現代人のアメさんが語り手ということもあり、読み手の理解が進みやすい例えや解説も心強いです。

考えてみれば、江戸時代や戦後のような太平の世の方が、身分や立場が固定されてしまって、なかなかその枠が崩れないもの。
大変革の最中の戦国時代だからこそ、何もかも流動的で、細かいことより手柄が物を言うんだなと実感します。
生き抜くのも大変だけど、細かいことを言ってられないカオスだからこそ、異界の人がしれっと暮らせる、謎の納得感も笑
突然オババ様がディズニー欠乏症を発症しても、その印象が後々まで尾を引く様子もなく…

自分の中で、女性主人公が動乱の世にタイムトラベルする作品といえば海外ドラマ『アウトランダー』(姑はついてきません)でしたが、読後は完全に本作にポジションを譲りました。
たくましく生き抜く仲間の面々を、どんどん応援したくなります。

★★★ Excellent!!!

主人公はディ○ニーとなれば何処へでも飛んでいくほどのディ○ニー好きの姑(主人公曰くラスボス)と共に戦国時代とタイムスリップしてしまい、明智光秀が築城した坂本城を拠点にサバイバル活動してしまいます。
歴史のことについても深く書かれており、明智光秀のことをよく知らない方でも文章もわかりやすいのでスラスラ読めます。

最後になりますが姑さん、ここは舞浜ではありませんよ。

★★★ Excellent!!!

自分は歴史、特に日本史に全く興味のない者で、歴史の歴がなぜ厂と林と止でできているのかすら分かっていないのですが、そんな自分でもわくわくしながらスラスラ読める戦国時代劇でした。

出てくるキャラクターが個性的! そしてその中であっても際立つ姑と嫁。強い個性たちが織りなすは意外性溢れる物語。大抵のことには動じない姑のオババは大の夢の国マニア。密偵もこなす器用なアメは歴女で博識。そんな二人が現代の便利な生活から離れ、戦国時代の生活に順応していく様は痛快です。

歴史の授業を受ける前に、この作品を読んでいたら僕も歴史に熱中していたのかな? と思います。授業中無味乾燥に感じていたものが命をもって頭の中にするする入ってくる感覚はたまりません。

歴史要素ある作品に二の足を踏んでいるあなた、一回この作品に目を通してみてはいかが?

★★★ Excellent!!!

かなり本気で思っちゃうほど、臨場感溢れる戦国時代タイムスリップです。

主人公は、姑のオババと一緒に、タイムスリップ、と言おうか憑依転生と言おうか。とにかく突然戦国時代に来てしまいました。
しかしオババは某世界的アニメが好きな肝が座った女傑、主人公は「槇島城の戦い」を知っているぐらいのどマニア歴女でした。


ちなみに私はこの後「槇島城の戦い」をWikiped〇aで調べーーようとするのですが、あまりに長いのと漢字ばっかで諦めました。私と同じ人間はひとまず「第21話 魔王の兵」を読むといいです。


彼女らはとにかく戦国時代を生き抜こうと、一先ず女性だけで組まれた「鉄砲隊」に入ろうとしますが……。

異世界転生にしろ私が何時も首を捻ってしまうのは、「どうしてこいつは自分が支配者側にいられると信じられるんだ?」と思うからです。
ですがこの物語は、被支配者からの視点でずっと綴られています。でありながら、主人公は支配者である織田信長の心情を推測するのです。

物事を多角的に見るとは、どういうことなのか。
そして、オババはまたあのマウスなランドに行けるのかーー違った、二人で現世に戻れるのか。
目が離せません。

★★★ Excellent!!!

 姑と一緒にタイムスリップとは……しかも戦国時代。
 命の軽い時代、便利なあれやこれやが無くて四苦八苦しながらも逞しく生きる、オババとアメちゃんの話に引き込まれてしまいます。

 ただ、今一番気になるのは、現代に残されたアメちゃんの旦那様と子供達……
 いきなり自分の母や妻の中身が、戦国時代の人間に変わって奇行を繰り返してたら……今後、現代に残された家族の話が出てくるのか分かりませんが、続きが楽しみな作品です。

★★★ Excellent!!!

戦国時代の人々の生活、風習などが事細かに叙述され、まるで、絵巻物を見るかのように目に浮かんできます。

それだけ、丁寧に書かれているということは、その裏付けをしっかりされているということなのでしょう。

このあたりについては、歴史マニアの方々からすると、いろいろと見解の相違が発生しそうな所ですが、私のように、歴史は学校の勉強だけと言う方には、非常にとっつきやすいです。

戦国時代の歴史、出来事、建物を本作で楽しみながら勉強することができます。
本来、歴史の勉強とはこういうものかもしれません。

★★★ Excellent!!!

いやこれ、面白いわ!
主人公の嫁・姑コンビとともにこの世界へ転生したくありませんが(笑)、
転生した二人の様子は陰から見ていたい。
そうかっ、これ読めばいいのかっ(笑)。

ラストまで一気読みしたいので、完結まで待とうか‥それとも?
迷うところです!
連載を追っかける価値が十分にある、16ビートの歴史転生ものです!

★★★ Excellent!!!

高校生や普通のサラリーマンが転生したりする話はよくありますが、嫁姑とは!
絶妙な距離感で、自然なボケとツッコミも楽しいです。
どうなるのか、先が全く予測できません。
筆者ご自身の、現実感と歴史観がミックスされていて、今後の展開に期待が高まります。

★★★ Excellent!!!

明智光秀の生存した時代に現在の人が言ったら、奇想天外な着想に驚きました。
一度、ブログで読んで、結末の意外性にもびっくりしましたが、本当に、面白い小説でした。

それが、書き直されると聞いて、これからの展開を楽しみにしています。
明智光秀と主人公がどのように絡むのか、今後の展開が楽しみです。

★★★ Excellent!!!

既にブログで完結しているのですが、カクヨム ではリライトされているとのこと。
なので、ブログとはまた結末が違うかもしれませんし、どこかで脱線するかもしれないと、再読でもワクワクが止まりません。
これから続々出てくるキャラクターが一癖も二癖もあり、個性的な嫁姑の活躍も期待充分。
歴史の教科書より分かりやすく深い、歴女アメリッシュ氏の解説が入るのも、楽しみどころです。

カクヨムでは、始まったばかりですが、さてさてお話はどうなることか。