すらかき飄乎

「偽教授銃口杯」によせて書きました。

旅の絵師、オランダ人の画家、仙女、たぬき、子供、そして虎。 江戸の宿屋に集ったこの面々、とある妖力を持つ絵筆を巡り、一騒動。 不定期更新。〈小説家になろう〉様でも更新中。

たぶんオレは恋をしている。 でもなぜ急に？ ずっと近くにいたのに、これまで気にならなかった。 想いは本物なのか、それとも――？ ※この物語は、法律・法令に反する行為を…

「もももの庭の物語　夕暮れ」によせて書きました。もしも「もももの庭の物語」に二作目を寄せられたらこういうやつを書いたかな…という話です。タグは「人外　美形　動物　兄弟」あたりかと…

現世、天界、魔界――三世界の間に存在する空間、煉獄。神仙妖魔が闊歩する煉獄にて、日夜問題解決のため奔走する組織があった。

　妖怪怪異譚を題材にした掌編短編小説集です。コンセプトは「ゾッとするほど美しい物語」となっています。それぞれは独立していますが、様々な味わいのある作品群となっていると思います。 …

　死体を見ない日など無い、この世の地獄とさえ呼ばれた五胡十六国時代の冀州。 　死体漁りの盗人たちが偶然見つけた匣は、漢の時代にまでさかのぼる呪物であった……。 　三百年の時を越…

大学生なんて、お気楽でしょ。適当に授業をサボって。適当にサークル入ったり、居心地悪くなると辞めたり。適当にバイトして、適当に遊んで。 どうしてこんなに真っ黒になるまで練習して。…

『第39回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』によせて書きました。怪談…かな…？

私が経験したことを書き記しています。 誰にも話せない　でも紛れもなく真実なの 私は確かに、この目で見た！

人工臓器の国内生産ラインが確立されて三年。 更年期の相談で産婦人科に訪れた礼亜（れあ）は、 卵巣の人工臓器移植を提案される。 タブレットに映し出された自分の卵巣を見て、 いつか訪…

たった197文字の、心温まる小品です。是非読んでみて下さい。 読んだら、いいね！を下さりませ。☆でも構いませぬぅ～です。 何卒…何卒…。

　クロノヒョウさんの自主企画 『第33回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』に書き下ろしました。 　テーマは【とある妖精の一日】 　ジャンルは【SF（すこしふしぎ）×なくし…

武蔵野中央公園を彷徨う霊たちに捧げるレクイエム。 腹痛さん外伝 本編は下記リンクから https://kakuyomu.jp/works/168171395554997531…

「もももの庭の物語」自主企画に寄せて。 (11/6 こっそり描写を足しています) 追記:寵愛https://kakuyomu.jp/works/1681733065037551…

「偽教授神饌杯」によせて書きました。

女ふたりの宅飲み。 お姉さんが私に語るのは子供のころ、いじわるな男子と一枚の絵をめぐる苦い思い出。

寒い一月の夜に塩田朋美は出会ってしまった。 あまりにも醜いその女は、水たまりにぐっしょりと尻を濡らした朋美をねめつけ、千円を要求する。 これは人間なのか。この世に存在しているもの…

ぼくがビール缶一本分の体重しかない小さなねこさんを拾ったのは成り行き上の話でした。当然のことながら名前をつけることはしませんでした。それはなぜか？　ちゃんと理由があったんです。 …

2022年9月頃に「第一回先行小説杯」によせて書きかけたものの、なんか違うなと思ってやめたものです。

浜辺で美しい顔をした若い男性の遺体が発見された。その遺体を解剖すると、身体を機械に造り替えられた人造人間だった。身元の確認のため、警察が捜査を始める一方、オカルト雑誌記者の蓮宮玲…

或る年の瀬に、おなじみ老純文学作家の古木寒巌氏は「ことば」について黙想していた…それがだんだんおかしな風に脱線していって…？

連載をやりたくなったので見切り発車ですが始めてみました。本当に見切り発車なので、タイトル等後々変更する可能性があります。あまり長くならない予定です。 大事な人を亡くした人たちと気…

柳瀬川の河童伝説のひとつに、和尚に助けられた河童がいます。 　河童は、川で人間や馬に悪さをしていたので、人間に殺されそうになります。そこで救ってくれたのが和尚です。 「絶対に…

「未来の色彩」をテーマにした第二回かぐやSFコンテストで選外佳作にあげていただきました。 https://virtualgorillaplus.com/nobel/2nd-ka…

何か書きたくなったので書きました。

「女ばかりを好んで喰うモノの怪が出ております」 「食事中に聞きたくないです」 猫の右目にヒトの左目、大きな平笠をかぶった呪い師ユエと、その右目にして相棒のリールー。そしてユエの…

「宇宙背景放射」 天文学用語で、宇宙から等方的に入射する電磁波（光）のこと。宇宙最初の光の名残りとされる。「宇宙マイクロ波背景放射」とも呼ぶ。 「なんでもありません。神様が世…

　小菊は、いま知っていることばで言えば、「空気の読めない」子だった。それも、極端に！ 　その小菊が言い出した「将来の夢」をはぐらかすために、おれは大瀧詠一の曲の話をした。すると、…

ホラー・ショート・ストーリーズのスピンオフ作品です。 出張で出会った不可解なサラリーマン男性。 ガラガラなのに、隣に座って来たのはなぜ・・・

美しく生まれたらその美しさにすがらなければならないと、いったい誰が決めたのか。 ツイッター企画　#トゥーライ　第25回に寄せたもの お題：錦鯉

シニタガリって知っていますか？ 死にたいと考える頭の中に発生する、謎の思考回路の事です。 自殺を考える者に寄りつく悪魔や霊、はたまた特有のウイルスや分泌物が原因と言われていま…

日々に追われ余裕のない母。それでも理想の親であろうと彼女は向き合い続ける。

「偽教授少年杯」によせて書きました。二作目です。自分の性癖を詰め込みました。

自主企画「300文字の死」によせて。

　砂だけが増え続ける街。海はなくなり、砂は次第に街に入り込んでくる。砂嵐で家を失った香穂は、まるで魅せられたかのように素足で砂と戯れる。敏感な子どもたちはもう、未来を語る大人たち…

今日もまた、夜が来た。浜辺で一人きりでいるはずの私の隣には幻覚の男が佇み、飽かず私に語り掛ける。第四回偽物川小説大賞参加作品。

優しい人に囲まれた優しい僕でありたい詩

『同題異話 10月号 「白の境に舞う金烏。」』によせて書きました。

『第32回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画』によせて書きました。

短編です。 『白昼夢』をテーマにしています。 自主企画の賑やかしに主催者も書きます。

何気ない目覚め。 ありふれた朝。 見飽きた天井。 かすかなる違和感。 突然、家族の悲鳴。起きて部屋を出る私——。 「世界中の体言が停止した」とは一体！？！

高校生のかいた簡単な詩ですっ.ᐟ.ᐟ 読みにくい文章なので、比較的読みやすい閑話から読むことをおすすめしますっ.ᐟ.ᐟ