萬葉調歌謠 奇譚 新體詩など
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レビューを書いた小説
★をつけた小説
僕達の文体／尾川喜三太
旧題「彼らの美徳」 「初戀の效用」と世界観を同じくする震災の翳があたりに色濃い福島が舞台。 僕は、ものをそっと置く女の子が好きだった。 つまり、居常茶飯のありふれた物音をていね…
俺のオヤジはクズでした／有城佳音(ゆうき かのん/男性)
発覚するオヤジの事実と、それに纏わる自分自身の事実……。 人生には、どんなことだって起こる。 心中未遂、幼児虐待、自殺未遂、精神不安定、現代の病巣である人間と家族の重いテーマを、…
家の灯り／@J2130
大変な時代、戦争が終わったすぐあと。 いつも夕食を多く作りすぎる母親。よしこは同級生のれいちゃんの家に 「作り過ぎたので‥」と鍋を届けていた。恥ずかしかったけれど、大好きな母親の…
大正謎百景／青柳碧人／小説 野性時代
遠野には河童や山男など不思議なものがたくさん潜んでいるという。隣村を目指して朝もやの中を歩いていた花子は、「くらすとでるま…」という不思議な声を聞く。辺りを見回すと、そこには真っ…
父なる海／蓮河近道
産業廃棄物の源泉かけ流しのドブ川でおぼれてから、チカの頭はヘンになっちまった。 「うち、人魚に会ったがいぜ」 バカ？ 南の島の青い海でおぼれたわけじゃない。チカが頭から突っ込…
★63 ホラー 完結済 1話 15,000文字 2021年5月8日 15:13 更新
残酷描写有り暴力描写有り 草食アングラ森小説賞人魚
怪奇短篇書架 〜呟怖〜／縁代まと
Twitterで呟いた『呟怖』のまとめです。 ホラーから幻想系、不思議な話など。 貴方の心に引っ掛かる、お気に入りの一篇が見つかると大変嬉しいです。 ※纏めるにあたり、一部改…
介護者ラストスタンド／桑原賢五郎丸
脳腫瘍から発症するてんかんのせいで入退院を繰り返した母の、最期の１０ヶ月の記録。この日記は母に捧げることはできないので、静かにここに放置しておきます。介護でお役に立てる情報を拾っ…
『九頭龍一鬼（誰）の語彙ノオト』創作用辞書／九頭龍一鬼
輓近、プロの小説家の語彙の尠さに喫驚した愚生は、日本語の復興の一助にでもなれば、と覬覦し、広辞苑を三回ほど劉覧し、記録しておいた語彙ノートの（ごく）一部を公開することといたしま…
豊穣なる語彙世界／工藤行人
ようこそ 衒語学研究室へ。 やまと言葉、漢語、外来語、古語と古訓、造語と宛字、雅言と俚言、そして修辞……物語るよりも言葉そのものを書くことに偏執する一話完結の言語的構築物です。
★46 創作論・評論 連載中 48話 30,428文字 2021年6月17日 22:19 更新
純文学 / 語彙 / 言語 / 文法古典 / 古文 / 漢文 / 和歌漢詩 / 詩歌 / 韻文 / 古語死語 / 造語 / 辞書にない / 実験仮名 / 文語 / 雅語 / やまと言葉衒学 / 高踏 / 博物 / 幻想芸術 / 耽美 / 修辞 / 美文言葉遊び / 文体 / 宛字 / ルビ
真清水の契り／工藤行人
人に化けて麗しき姫君に仕えた狐・玉水が姫君入内の当日に失踪して十年。姫君は帝との間に東宮を含む二男二女を儲けて中宮となっていた。ある時、姫君の産んだ女二宮が賀茂斎院に卜定され、賀…
文政異聞・四ツ家坑談／toranecoSAM
四代目鶴屋南北［東海道四谷怪談］の換骨奪胎オリジナル作品です。江戸期の実在・架空の人物を登場させて江戸の町・ダンジョンを巡って怪異討伐、果ては異界にトランジションしていまうとんで…
ポケットに墓場を入れて／koumoto
自分の作品の中から、短編集に含まれていない、独立した掌編や短編を集めてみました。玩具箱というか、ガラクタ置場というか……。過去に書いた作品は、とっくに死体のような気もしますが、た…
不器用のスペシャリストたち／崇期
詩集、第３弾になります。不器用かもしれない私が、不器用じゃなさそうなあなたに送るとしたら……という感じです。 第１弾「無為無策のテーブルについて」 第２弾「鯛焼きアイスは、溶け…