すらかき飄乎

遼遠に参加しようとしたけど多分ダメだなこれと思ってやめたものです　供養です

誰もが苦しむ熱帯夜。 そんな夜に、現れたのは望まぬ訪問者か！？ 姿なきモノへの恐怖と戦い、夢の世界に戻りたいと奮闘したわたしの記録。 『【公式自主企画】怖そうで怖くない少し怖い…

『【三題噺 #72】「単位」「父親」「額」』によせて書きました。

おまえが死んだと聞いて、おれはもちろん悔しかった。 だが、もっと悔しかったのは、死んだ次の年に、おまえの全集が出た、ということだ。 そして、その全集の、今度出る巻には、銀河の夜行…

第57回「2000文字以内でお題に挑戦！」企画 お題 「夏に置いてきた写真」 https://kakuyomu.jp/user_events/168180930804722811…

「文披31題」に参加したくて始めました。もしかしたら途中でタイトルが変わるかもしれません。ご了承ください。 なるべくホラーで行きたいなと思います。

生きものを飼うのが好きな弟。 最近、なにやらおかしな生き物を飼い始めて……。

僕は猟奇死体を見たことがある。高校生の時だった。損壊された男のおぞましい肉体。それを写した写真はもはや遠い夏に置いてきた。

いよいよ連載を始めたくなったので始めました。 例によって例のごとく色々と未定ですが、過去作『みんなこわい話が大すき』などのネタバレがあるはずです。また例によって見切り発車のため、…

もう薄れてしまった記憶をもとに、残すために書いたお話です。 どうか皆様におかれましては、ただのいち怪談としてお楽しみください。

いくつになっても、世界がこんなことになっても、やっぱり緊張する。そんなことに、もう意味なんて無いはずなのに。

物語を生成していく物語。 物語を築き、そして、指で弾き飛ばす。 どの物語も正しく、どの物語も偽物だ。 第二回遼遠小説大賞出品作

友人の見舞いに行った僕は、往来で出会った美しい女性に一目惚れする。ひと月後、死んだと思われた彼女と九段坂で再会する。果たして彼女は幻なのか。

掌編。袖引き小僧の話。 ※「小説家になろう」との重複投稿です。

高校生時代の友達に、30年経って再会する、平凡なお話。

　世に妖怪物語の創作物は数あれど、真に学術的な妖怪事象研究については、一般には知られていないことも多い。 　そう、妖怪と妖怪学関係者を結ぶ雑誌『妖怪年報』の読者投稿欄において、読…

「偽教授竜葬杯」によせて書きました。

雨の日にだけ現れる、ある人の話。

『【三題噺 #65】「幸福」「作業」「破裂」』によせて書きました。変な話になりました。幽霊が出るので、一応ホラーということにします。

世界一周でもしてみようと思った。 手始めに南北アメリカ、ブエノスアイレス、南から北へ。 それはもちろんうまくいかなくて。

2024年、初夏の心情スケッチとして。

クロノヒョウ様の企画に間に合わなかった。下書きにいれて寝かせていたのを少しいじってみました。 お題→夕方五時のリズム 　

夏。 海の見える石造りの丘の町。 秘めた思いを抱え、裏路地で本を読む。 ――思いが届かないのは、君も僕も同じみたいだ。 切ない初夏の一日の終わり。 今夜もそのページを夜通し眺める。

「偽教授竜葬杯」によせて書き始めたものの、やっぱり違うなと思って参加をやめたやつです。

自主企画『同題異話・六月号　Under the Storm』に参加させていただきます。

拙アカウントのコレクション「現代中短篇」の予稿であり、改稿であり、余滴であり、esquisseです。概ねコレクション中（に収める予定）の以下の作品のvariant 〈異文〉を投稿…

水は彼岸と此岸を繋いでいる。

狩人蜂に卵を産みつけられ、卵の餌として生きたまま地中に埋められた夜盗虫。 卵からかえった幼虫は夜盗虫を溶かして食べ始める。 無邪気なハチの幼虫は、夜盗虫を「ゴハンさん」と呼び、食…

「パンはパンでも食べられないパンは？」「フライパン」というなぞなぞに疑問を抱いたＦは、『食べられるフライパン』を作るため生涯を捧げる。 700字程度のシュールショートショートです。

夏の裏山で捕まえたクワガタは今までで一番大きかった。その帰りに、空にオレンジの光が照った。

報道カメラマンの「俺」が遭遇した、満面の笑みを浮かべた男にまつわる話です。 ※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません

「死別ブロマンスを書いて欲しいリターンズ」によせて書きました。ホラーか現代ドラマか迷ってのホラーです。

私が、小学生だった時の話です。

　夢月七海さま主催の自主企画「同題異話・六月号　　Under the Storm」に参加しています。 https://kakuyomu.jp/user_events/168180…

【目次】※各章完結 第一章 Bogus　←これ 第二章 脚本力学第二法則 -カインの光学- 第三章 赤子塚 ※二章と三章はページを分けて投稿予定です。 【主要登場人物】 千羽…

　香鳴裕人さま主催「同題異話SR大感謝祭！【3期36タイトル＋αどれでもOKの総決算】」に参加しています。 https://kakuyomu.jp/user_events/168…

2024年6月の3分の1 世界を斜めに見ることが正しい。真面目なんて、すぐ崩れていって薬12錠。

　大学教授の小野寺美々は、激務の日々のある朝、瓜を抱いている夢を見て目が覚める。思い出したのは、美々に「破瓜」の意味を教えてくれた、高校時代の同級生のことだった。高校時代、美々の…

かわいい我が娘は小学四年生。 突然入るスイッチ。 使い方違うんじゃない？と思う単語。 よく分からない自己完結。 母のこの“もやもや”は、ジェネレーションギャップなのかい！？ ク…

　いつもどおり埃っぽい新宿駅西口からスロープを下りると、そこは北京（ペキン）だった。 　私は北京の市街地の縁を回るトロリーバスに乗る。そこは、夜更け、瑞々しい柳の枝が微風に翻る街…

自主企画『さいかわスプリングダッシュ』に参加させて戴きたく書きました。

郭居敬撰『二十四孝詩選』を和訳し小伝を添えて国文化したとされる御伽草子の孝子譚「二十四孝（にじうしかう）」の現代語訳を試みます。テクストは日本古典文学大系38『御伽草子』所収の「…

■過去作『巣』に関連する話です。従って『巣』のネタバレを盛大に含みます。 https://kakuyomu.jp/works/16816927861387906642 ■『巣』の…

デート中の居眠りが… （芽生子さんと和太君のお話）

黒石廉、号を越痴園とす。 痴の巨人とも、知の虚人ともよばれた筆者がつづるバラ色の日々。 「成功の秘訣はプロフィールにて」、「これだけで高収入」、そういった偽りの成功譚にひっかかっ…

この町では時々、人が消える。 僕が知らないだけで、もしかしたら人以外も消えているのかもしれない。犬も猫も鳥も虫も木も建物も……全てが消えて、空白に『何か』が流れ込む。空白は『何か…

東京23区内で最寄り駅まで徒歩5分。築浅、鉄筋、ペット可で家賃2,000円という破格の物件を見つけた大学生・二俣 伸太（ふたまた のびた）。しかし家賃が2,000円になるほど桁外…

話をする相手がいなくなったので、話をする代わりに文章を書くようになりました。身近なことばかりです。

小山遼子は、大学の公開講座で1人の男に出会う。 不思議なことを言う彼に、遼子は戸惑いながらも惹かれていく。 クロノヒョウ様のお題企画「天使の化石」に参加しました。 ※この物語…

ふらふらと街を歩いていた。迷子になっていたのは、どうやらその人ではなく僕の方だったらしい。 ※本作は「小説家になろう」様にも掲載しております。