概要
あの日、溺れたアイツを引きあげて……隠した。林の中、土の中へ。
七年ぶりに再会したふたりの友人。
帰郷した友人を、もう一人は林のなかへといざなった。
七年前のあの日、隠した秘密が、閉ざした記憶が語られる……。
那智風太郎さん主催の自主企画……に提出するハズが、二倍の長さになってしまいました。
時間も余裕もないので、不参加の作品とします。
帰郷した友人を、もう一人は林のなかへといざなった。
七年前のあの日、隠した秘密が、閉ざした記憶が語られる……。
那智風太郎さん主催の自主企画……に提出するハズが、二倍の長さになってしまいました。
時間も余裕もないので、不参加の作品とします。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!不穏なままで転がり続ける、二人の会話とその記憶
「うわあ、読んで良かった! 得した!」と、読後に大変な満足感を覚えました。
再会した二人が「少年時代の思い出」を語り合うという本作。二人の会話文のみで大半が進み、思い出として二人の過去に何があったのかが紐解かれて行きます。
「もう一人の友達」に何があったのかが見えてきて、その「顛末」を巡り、じわじわと怖い何かが起こりそうな、不穏な空気がどんどん強まって行くことになります。
―――そして、ある瞬間に物語の様相が一変するのです。
ミステリーが好きな読者だったら、「ああ、あのタイプか!」と膝を叩き、それだけで満足してしまいそうな感興を得ます。
ですが、この作品は「ホラー」です。…続きを読む