少年時代を回顧する2人の会話がメインとなって進む物語。彼らの言う「あいつ」が本当に人間だったのかはっきりしないのが最後まで恐ろし買ったです。また、人間の悪意や狂気もじわじわと垣間見える台詞回しが印象的でした。
いとまざき るあ ホラーとコメディが書きたい人
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(93文字)
「うわあ、読んで良かった! 得した!」と、読後に大変な満足感を覚えました。 再会した二人が「少年時代の思い出」を語り合うという本作。二人の会話文のみで大半が進み、思い出として二人の過去に何があ…続きを読む
登場人物は二人だけ。その会話だけで進行していく追憶の物語。彼らにとって懐かしの場所。たわいのない会話。けれどそこから話の筋はきな臭い方向に。二人のうちどちらかが本当のことを、どちらかは過去を偽…続きを読む
再会した幼馴染二人。彼らは久しぶりに訪れた子供の頃の遊び場で思い出話に興じる。しかし、二人の会話は決定的に嚙み合っておらず……。二人の会話形式で進む小説であるにも関わらず、お互いのテンションの…続きを読む
もっと見る