概要
歌の病、歌の体
「病葉(びやうえう、わくらば)和歌集」とは、科学全盛の現代にあって古の歌学技術に魅入られた詠者が、これに溺れて拗らせた歌や、和歌四式などの歌学書で避るべきとされる「歌病」に敢えて罹患させた歌を自作自撰して纂めた悪趣味な和歌集(となる予定)です。現代における「偽書」創作の企てとしてご笑覧下さいますと幸いです。
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すべての言語藝術が、常に最も喪ひやすいのは「遊び」の要素であり、悅樂への志向に他ならぬ。
【塚本邦雄「遊樂の序」(『ことば遊び悅覽記』〔河出書房新社、新装版2023、初版1980〕所収)】
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すべての言語藝術が、常に最も喪ひやすいのは「遊び」の要素であり、悅樂への志向に他ならぬ。
【塚本邦雄「遊樂の序」(『ことば遊び悅覽記』〔河出書房新社、新装版2023、初版1980〕所収)】