罹患歌

沓冠

おほろにそ ほたるみゆらむ けうときよ なれとかはゆく みはかれぬとか

おぼろにぞ螢見ゆらむうとき夜なれど汝と河行く水は涸れぬ身は離れぬとか


沓冠くつかむりとて詠める


↓おほろに  そ↑

↓ほたるみゆらむ↑

↓け うとき よ↑

↓なれとかはゆく↑

→みはかれぬとか↑


おほけなみかくよむそ身の程知らずゆえ、カクヨムにて斯く詠むのだよ


ぼんや螢火ほたるびの見えるであろう人気ひとけなく物寂しい夜、それでも河の流れゆく水はれることはないという。あなたとその河に(螢を見に)行くぼくは(あなたと)離れることはないだろうか。

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