【KAC20254】かえる

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（64文字）

嗅覚と触覚の使い方が上手い、それもホラーに特化した使い方が。

嗅覚は最も古い感覚、とはよく言われる。故に、人の本能の根本に直結しているとも。おそらくは触覚も同様であろう。どちらも、人がまだ獣であった頃に重要だった感覚である。餌や天敵の臭いに気付かなければ、己と外界の境界を定められなければ、獣が生き残ることは不可能だ。

人がいかに知的種族を気取り、脳を理性の大脳新皮質で覆っても、薄皮一枚剥けば原始の獣はたちまち顔を覗かせる。グロ画像を見ても平気な人でも、人間の死体の臭いや、肌を虫が這う感触に我慢できるとは限らないのが、その証拠だ。

作中で「なまぐさい風」や「ヌメヌメした顔」など、嗅覚や触…続きを読む

短いのでネタバレにならない程度にレビューです。

まず、かなり独特で、意味が分かりにくいのですが、タグに「ルルイエ浮上」が入っている事を認識しましょう。

一般的なホラーとは違い、そっち系ですwww。

分かって最後まで読みこむとゾクリとする事間違いなしです。
短いので気になったら見た方が早いです。

クトゥルフ神話が好きな人にオススメです！

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（176文字）