三木さくら

舞台設定は一転二転とひねってありますが、綺麗に360度回転し、ティーンズの甘酸っぱい王道ラブストーリーに仕上がっています。 舞台とひねり方が非常に現代的で、昔から使われている古典…続きを読む

女の子4人の造形がしっかりしていて、思春期の女の子たちの心情が細やかに書き込まれています。 そこにエンジェル様、開発されたニュータウンと、ちょっと昭和な（それを意図していないよう…続きを読む

邪馬台国の滅亡時、時駆を使って即位時に戻った壱与。 命を要求する少年に、未来の愛で受け止める少女。 最高のボーイミーツガールから紡がれる、新たな邪馬台国の歴史。 すでに結末を知…続きを読む

顔面がよいのは、本当に武器。 サディスティックなヤンデレ女神がが与えた権能を武器に異世界を戦いますが、カイラスはシンイチ先生時代に培ったたしかな技術でも、異世界を生き抜きます。そ…続きを読む

いまそれやるの　シリーズのどれに文字レビューつけようかと悩みましたが、こちらに。 なんだかんだ、これが一番らしさが詰まっていると思います。 サクさんの作品には、どこか諦観したお…続きを読む

占いと言えどもとても冷静な分析です。 その通りだろうなぁと思わされます。 ただ、占いは「今の現状でそのまま進んだ場合の世界線」を示しているのだと思うのです。 この結果を知って、…続きを読む

昭和のノスタルジーを織り交ぜながら、あの頃を生きた小学生ダンスィーの行動原理を鮮やかに書き出しています。 この年になってようやく！ あのころの男子たちの気持ちを理解しました。共感…続きを読む

パターンとしてはよくある、といえばそうなのですがか、心情がとても丁寧に描かれていて、作者と主人公の距離が一定に保たれているので、読者として入り込む隙もあり、最後のクライマックスでこ…続きを読む

カフカの変身も衝撃的な作品ですが、こちらも十分衝撃的です。 怪物の深淵を覗き込んでいるのに、圧倒的なリアリティ。京浜東北に乗ったら、どこかに変身の触媒がいるんじゃないか？と探しそう…続きを読む

星占いで使われる「星座」は、もともとはギリシャ神話のお話が背景にあるものです。 ギリシャ神話は膨大な量があり、なかなか全部の把握は難しいものですが、このお話では「星座の成り立ち」…続きを読む

誰か書いてくださらないかと思っていた、氷室冴子先生の、しかも銀金！ 身悶えしながら、読みませていただきました。 そうなんです。史実を考えると破滅しかない。分かってるけど、どうや…続きを読む

呪われたら、その理由を探したり祓ったり……が王道だと思いますが、努力で克服、って新鮮でした！

この努力が、どう切り札になっていくのか？序盤、楽しみしかありません。

小説って、経年劣化に強いクリエーションだと思いますが、それでも「今」だから味わえるものもあります。（リアタイでの連載が終わったので、以下のレビューを少し修正します） こちらはWe…続きを読む

わかりみが深すぎます。 私も、気に入った商品に限って店頭から姿を消していくのです。 家族に、君の味覚が変だから、すぐに消えるものばっか好きになるんだよ。と言われますが、納得いかな…続きを読む

そうなんですよ。子育てって推し活。 多分同年代の子供を持っていますが、彼らに怒るときは、「推し先変えるよっ」っていうのが私の最近のデフォルト。 怒られてはいるけど、自分が親の「…続きを読む

この先、どんな魔法が出てくるの？ルーカスとサラの関係はどうなるの？と、かなり楽しみすぎるところで終わったので、続きが気になって仕方ありません。

お待ちしています！

とても格調があって、雅な香りが鼻先をふっとかすめる、そんな気持ちになるお話です。 香りと書の組み合わせも斬新です。 また、特に色の言及は多くないものの、わたしは行間にすごぬ色…続きを読む

月花さんの書かれる文書は浮遊感があって、文字を音として楽しむことができる素敵な文章だと思います。 小説もそういう印象を受けるのですが、詩だと特に素敵になります。 続き、楽しみにし…続きを読む

初めて小説を書き始めたときに、書きたかった世界が広がっていました。 （わたしは早々に諦めて今の作風に至りました） 皆さんがおっしゃる通り、バトルシーンが圧巻です。 でも、それだ…続きを読む

夏、って夏休みがあって楽しいこと満載！楽しい！ っていう底抜けの明るさ、楽しさがある半面、切なさがありませんか？ 特に、晩夏の夕暮れ、ヒグラシが「カナカナカナ……」なんて鳴いて…続きを読む

括りからは想像できない文体に、パンチを食らいました。気がつくと楽しみにしていました。意外なところの完結にもしてやられました。
最終話は身に覚えありまくり。楽しませていただきました。

仕事で文章を書きなれている自分にとっては、小説の書き方については既知の情報ではあったけれども、新たな発見ポイントも多々あり、「もうわかってるから大丈夫」とは決して思ってはいけない、…続きを読む