概要
それは文化祭にて、より魅力的な方を選んで投票するイベントが行われること。
投票対象は、学年の女子全員で、1vs1でどちらがより魅力的かを決めていく。
投票で負けて敗けた者は、顔面にクリーム砲を受ける。
そして、生徒たちの目の前でそのまま待機させられる。
主人公・鷹宮澪は、ハリウッド女優の娘。
母の遺伝子を継いで、顔立ちがとても良い。
だがある約束や過去のトラウマが原因で、とても閉鎖的な性格をしている。
彼女はこのイベントを知り、「No.1になれたら、こんな弱気な自分を変えられるのではないか」と思っている。
澪は勝者となり、No.1になれるのか。
それとも敗者となり、屈辱を味わうのか。
本作品は、イベントを通して、主人公含む各登場人物が成長していく姿を描く学園ドラマである。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!新時代のフェチズム、その名はクリーム砲!
うら若き女子高生たちがクリーム砲で白く汚されていく描写は圧巻です。
まるでノンフィクション。
今日という日まで、一体何人の少女たちが作者の脳内でクリーム砲をぶっぱなされたのか──想像しただけで震えが止まりません。
そして、本作品はクリーム砲フェチ製造マシーンでもあります。読者はもれなくクリーム砲フェチとなり(私自身もそうです)、次は誰だ!? もっとクリームを! それだけじゃ足りない! むしろ、俺にクリーム砲をぶつけてくれ!
……と、自我が白く汚染されることでしょう。
〝クリーム砲〟という新ジャンルを開拓した作者の着眼点に嫉妬しました。群像劇としても立派に成立しております。
真っ白…続きを読む - ★★★ Excellent!!!白いクリームに塗りつぶされた教室で、美しき反逆が幕を開ける!
一見、甘いバニラの香りに包まれた「お遊び」の予選。しかしその正体は、敗者の尊厳を奪い、権力で結果を歪める歪(いびつ)なサバイバル・ゲームです。
この物語は、甘いお菓子を囲むお茶会のようなものではありません。
それは、**「完璧なデコレーションケーキの中に隠された、鋭利なナイフ」**を探し出すような、ヒリヒリとした心理戦です。
スクールカーストの頂点に君臨する者に一矢報いたい方や、理不尽なルールを頭脳と勇気でぶち壊す逆転劇が好きな方に、ぜひ読んでほしい一作。
最後の一滴まで、どちらが「甘い」汁を吸うのか……その結末をぜひ見届けてください。 - ★★★ Excellent!!!クリーム砲の轟音と、敗者ゾーンの救済のコントラストで魅せる青春群像劇
読んでいるあいだずっと展開に振り回されっぱなしの良い青春物語です。
多視点ザッピングを用いて真実を段階的に開示していく設計が見事でした。
鷹宮と神楽坂の破局について、鷹宮の視点で見えていた絶望の景色が、神楽坂の視点で別の意味を帯び、最終的に黒川の視点で真相が反転する構成はよかったです。
視点のコントロールが的確で、ひとつの出来事が、見る角度を変えるたびに意味を書き換えられていく感覚は、群像劇としてよくできていました。
伏線の配置も巧みです。
桐谷が澪の横顔に覚えた既視感が、鷺沢の憧れる「OOOO(ネタバレ防止)」の情報と重なる瞬間や、加賀谷が月城の声に抱いた「OOOO(ネタバレ防止)」と…続きを読む - ★★★ Excellent!!!まさに、読めば読むほど味が出る、希望が持てるストーリー
冒頭部分を読んだとき、最初はいじめ、恐怖、そして、クリームまみれで晒し者にされた女の子達を助けてあげたい。
エンターテイメント感は確かにあるけど、最初に一気に沸き起こったのは、そんな負の感情でした。
しかしながら、加賀谷くんや、鷹宮さんの活躍が、丁寧に描かれて状況が一変します。
このストーリーが、一気に希望が持てる学園ものの青春ストーリーに変化して行きました。
まさに噛めば噛むほど、読み進めれば、読み進めるほど味が出る、そして、希望が持てる学園ものストーリーです。
伏線回収やキャラクターの心情描写も本当にお見事です。
その証拠に、僕も最新話まで一気に読みました。
是非、冒頭部分…続きを読む