麻生 凪

音楽の秋🍁お好きな曲を題材にした作品ありませんかの企画に参加させて頂きました。 宜しくお願い致します🙇🙇

武蔵の国 多摩郡。 武田の遺臣は徳川家康の招きに応じて、この地を賜る。甲州口の守りを担う事を期待されて。 ここ八王子は、江戸城陥落の際に使用する隠し通路の出口があるともいわれる…

公式自主企画用のショートショートです。

※ブックショートアワードに応募した作品です。 誰もが知る物語に、こんな未来が待っていたとしたら―― リストラされた旦那、終わりが見えぬ緊急事態宣言、今は帰れぬ故郷と戻れぬ過去にか…

◆第一詩集｢月の道標｣ https://kakuyomu.jp/works/1177354054889257390 ◆第二詩集｢月想うひとありて｣ https://kakuyom…

幼馴染みの創作女子・音豆さんに頼まれ、カメラ少年な鷹夜くんと愛読者な大将くんは三鷹に赴き、風の散歩道にあるという太宰治の石碑を探すが……。

同居中の拓弥が急死し、貴美の日常は空虚感に包まれていった。 藤光さん企画の三題噺（「声」、「額縁」、「部屋」）の競作、 参加作品。 https://kakuyomu.jp/us…

天井を踏みしめて生きる主と、彼に仕えるメイドの話。逆さまの主は、今日も天井から降りてこない。 ◆遥か昔に書いて部誌に載せた作品を転載しています。 ◆改稿なしですので表現の未熟な…

生まれ育った月面のシェルターを破壊された少年ノームは、復讐の為に乗り込んだ宇宙港でかつて作られた青白く塗装された人機「Art-emi-s」を発見し乗り込むが、そのまま月面から飛び…

【毎週火曜日・20時更新】 愛する者達への心を。純情に生きているはずなのに淀んでいる愛情を。誰かを慈しむ涙を。

違う文化を持つ二人が出会う話です。小説家になろうにも掲載しています。コバルト短編選外でした。

とあるさびれた教会で青年はとあるきれいな歌姫と出会う。青年がピアノを弾いている時に見る夢の中でしか、彼女は姿を現さない。こころから楽しそうに青年のピアノに合わせて歌う歌姫。青年は…

花火師――煙蔵（えんぞう）が手ずから創作する花火は超一級との評判。なかでも知る人ぞ知る門外不出の線香花火は、『特別な』客にのみ譲り、それ以外の客にはどれだけ金を積まれても売らない…

　語り手である男の友人Ｆが主人公。Ｆは一人の女と恋に落ちるが、その女は蟷螂だった。

第3回角川武蔵野文学賞応募作品。 ピアノを愛する1人の女性。吉祥寺のとある生活雑貨店で働きながら、常連客として来店する音楽院で教鞭を取る、チェロ奏者の男性に片思いをしている。パッ…

雷と天気を利用しようとなんでもする父と自然を愛する僕の話し。 面白かったら星つけてねー 誤字や改善した方がいい点がありましたらコメントで教えてくださいお願いします。 近…

　2020年、新年最初の作品となります。元日に書き上げました。

関東最大規模の指定暴力団――鬼道会会長大鰐源蔵（おおわにげんぞう）が、何者かに襲撃され殺害された。大鰐を唯一の恩人と慕う無悪斬人（さかなしきりと）は、上層部からあらぬ嫌疑をかけら…

弥生は今年の春、同じクラスでバレー部エースの髙田くんに告白をされた。しかし、スクールカースト上位の髙田くんと、下位の自分が釣り合うわけがないとそれを断ってしまう。そんな髙田くんに…

—はじめての一人旅に出た舞のはじまりのエピソード―。 *カクヨムWeb小説短編賞2018、キャラクター文芸部門で、中間選考を通過しました。 https://kakuyomu.j…

あのひとを追っていた「僕」のひと幕。 小さなころはきっと、お姉さんに手を引かれていたこともあったのだろう。 こういうことって、たぶん色んなところで起こっているんじゃないかな。 …

『あの人』が『好き』な『私』に、手を差し伸べたのは、『私』の『友達』の『好きな人』。

気まぐれの極致にいる作者が、これまた気まぐれに更新する詩集。取り上げる題材も作品ごとに結構バラバラ（一部連作や類似モチーフ有）。 下に行くほど制作時期も最近になっていくはず。 …

電車の中で倒れそうになっていた女性を手助けして、思いがけなく途中下車した森大樹—。コロナ禍の日々に行き交うささやかなセレンディピティ。 『図書館の君—Precious time…

奇妙な共同生活を送る二人は、三度目の年越しを迎えようとしていた。 微妙な距離感の二人の関係性は、赤いきつねと緑のたぬきによって変化が生まれる。

あの時の、あの輝いた季節が在ったからこそ、この街も関わった人も全てが美しく懐かしい思い出なのだと。紫草に重ねた儚くも鮮烈な恋の歌。

女彫り師の処にふらりと訪れたのは、白い娘だった……。 ゆきのまち幻想文学賞が31回で終わりを迎え、行き場のない寂寥感から書き上げた小説です。本当ならば32回目の賞へ挑戦したかっ…

《作風はコミカル・シリアスなミステリー、自伝的エッセイ風、探偵小説》クスリと笑える探偵小説。居酒屋店員、コンビニ店員、花屋、雑貨店主、30名の人物が全員生きて躍動。 《物語の主…

読書や出来事、日常に溢れる樹木や草花、鳥など自然界からの気づきやメッセージから発する考察事項、社会や歴史について思うことなど、日々、立ち止まって考えたことを覚書の延長としてできる…

　2021年最初に書いた作品だったのですが、初稿が気に入らず改訂したものとなります。

きっかけはフォロワーさんの一言。 「きょんきょんの人生を作品にしてみれば？」 「え？」 そして綴る。 誇るべきことはなにもないけれど、私の人生もまた一つの作品だ。

本当に怖いことは、言葉のなかに存在する。 ふと頭に舞い降りてきた怖い話を、二度読めば理解出来そうな内容で書いてみました。

これは「戸惑わせる」物語。 真面目な顔と、退屈な装いをしています。オチが一応、あると思います。 すみません、カテゴリーがわかりません。本当は現代ドラマにしたかったのですが……。

東京の片隅に建つ金剛寺で、日々祖父のもとで修行を受ける空色真魚(中学三年生、彼女なし)は、やりたいことと現実の間で板挟みの日々を送っていた。 そんなある日、いつものように仏様に…

新潟って聞いたら何を思い出す？ お米。日本酒。おせんべい。あとは、あとは……。 たくさんの新潟の魅力を、人生の何分の一かを彼の地で過ごした如月が紹介します。 にいがたショートスト…

愛の意識は世界を変える。愛とは無償の愛。子どもやどうぶつに対するきもち。

『美しく煌く瑠璃色の瞳、ルビーのように輝く赤い髪、揺れる巨乳と白く艶めかしい脚、妖艶で空間を捻じ曲げる程の存在感を持つ彼女の名は酒吞瑠璃』 　やたらと積極的な女子やドＳな女子に…

俊哉は駅前の映画館「世界座」の館長。利用客の減少で閉館が決まり、それと共に息子夫婦の家に隠居しようとしている。

「私、堀田さんに嫌われているものだと思っていました」 　暗い中で橙色の灯に陰翳と分けられ、嫋やかに濡れた眼を向けた女が言った。夕さりの序奏程に、遠く澄んだ黄金に染めた髪が静かに襟…

子供の頃の七夕の夜の想い出を元に、あちこち綺麗に体裁を整えておよそ二千文字の超短篇にしてみました。 実話ベースではありますが、半分くらいはフィクションと思ってください。

私は夢の中である女と出会うが、その女は人形だった。

中国人の母と日本人の父の子供として、横浜中華街で育った劉英俊は幼い頃から感情を失っていた。その暴力の素養を買われ、井筒会の三次団体に殺し屋として雇われていたのだが、いつものように…

未曾有の災害に巻き込まれ、自分の命と引換えに〝幼女〟を助けて死んだ主人公は死後に自らを卑弥呼と名乗る謎の幼女にある頼み事をされるが、彼に託される使命とはいったい何か――。 『プ…

2021年9月13日に内容を大幅に改訂しました。

こどもや動物に接するとき、見返りを求めない優しさがある。なかなか現代社会の中で持てない感情【無償の愛】が自然にあふれる社会になる事を願って・・ここに紹介します。

音楽の道を志し、ピアノの練習に励む高木真智子は奈良から転校してきた真部慎一と出会い、彼が奏でるピアノの音色に惹かれ、ふたりで練習の日々を重ねるようになる。昔馴染みの田辺修司や友人…

新興住宅地のなかにポツンと佇む、場違いな一軒の葬儀屋【曼殊沙華】 ボロボロな葬儀屋を切り盛りするのは、イケメン店長の深山童子(みやまどうじ)と、店員(？)の千代のおかしなコンビ。…