「酒呑童子 ファンタジー」を含む小説

平安時代の日本で魑魅魍魎を束ねた最強の鬼「酒呑童子」。 大江山で討伐されたその鬼は、死の間際「人に生まれ変わりたい」と願った。 目が覚めた彼が見たのは、平安京とは全く異なる世界…

妖怪・九尾の狐と人間との間に生まれた半妖怪である主人公・吉祥寺いなり。半妖怪とはいっても、別に妖怪としての人生（妖生？）を生きるわけでもなく、人間社会に溶け込んで生活を送る彼女は…

※『最強に尊い！「推しメン」原案小説コンテスト』にて中間選考、 『第9回 角川文庫キャラクター小説大賞』にて一次選考まで残して頂きました。ありがとうございました。 受賞は逃してし…

転生者の現代ファンタジー 幻想集まる異界の地、逢魔時の宿場町を中心とした話から構成される『逢魔時現代神話群(いつか書く)』の中で、オカルト塗れの現代日本を行き来する鬼を描いた珍…

魑魅魍魎が跋扈する大正時代。 神々の血を継ぐ八十神家、神々に仕える巫覡の者・神森家は、夜な夜な戦いを繰り広げている。 十八歳の藤村咲耶は、両親の希望で家事手伝いをしながら日々を過…

山の頂上にある大きな屋敷に住む鬼を人々は酒呑童子と呼ぶ。 人を誑かしては喰い、酒のつまみにするその鬼の元へ訪れる者は数少ない。 「また酒を飲んでいるのか」 月見酒を飲んで…

　この世には魑魅魍魎が住んでいた。私達陰陽師は魑魅魍魎の妖より人々を守り、この世の秩序を保っていた。だが強大な敵により秩序は乱れ、次第に妖の有利な世になっていき、人の住まう場所は…

一章　蘇民将来編 二章　毛羽毛現編 三章　道通さま編 四章　イズナ　ゲドー編 調伏とは一般的に心と身の調和で悪行に勝つことを言う。 新宮イツは、神との調和をすることで鬼などを…

■鬼の跋扈する世。無縁に平和な村を滅ぼしたのは、鬼退治の武士だった。生き残った少年は仇討ちを誓い、やがて鬼退治の武士となる。 ◇　◆　◇ 　松尾は、父や仲間と共に海辺の村へ暮…

キール・ガドルドはガドルド帝国の第三皇子である。 キールは父親譲りの青い瞳を持つ正統なるガドルド帝国皇帝位の継承者となる予定だった。 しかし、ある時、継母と義兄の策略によって…

　御世は一条。生まれつき白い髪を持ち、その姿から白絹姫（しらぎぬひめ）と呼ばれている橘晶子（たちばなのしょうこ）。しかし、日々「あやかし」や「化けもの」の噂が付いてまわっていた。…

和洋の文化が入り交じった浪漫溢れる大成時代。 鬼を使役する榊家の次期当主 榊恭一郎と、妖狐を使役する安隅家の令嬢 安隅伊織は、両家の和平のために政略結婚した。 長らく続いていた家…

空が血に染まった赤い夜。少年は孤児院の前に捨てられていた。その少年の名はギルガメス。生まれながらにして呪いをその身に宿したギルは、体力に恵まれておらず、運動も大の苦手。しかし、一…

源頼光と四天王による酒呑童子退治以来、鬼の一族はただ人の世から隠れて暮らしてきた。 それから、千年。時は現代。 高校一年生の渡辺碧（わたなべあお）はある時、禁足地となっている山…

※以下のあらすじにはネタバレを含みます 京の都を警護する武官、源頼光(みなもとよりみつ)には鬼の従者がいる。渡辺綱(わたなべつな)、卜部季武(うらべすえたけ)、碓井貞光(うすい…

タイムスリップした大学生が訪れた世界は鬼の跋扈する闇の世界だった。酒呑童子の伝説をモチーフに爽やかに展開する伝奇ファンタジー！

かつて刑事であった烏間　由魅子《からすまゆみこ》は犯人を追いかけている途中で絶命してしまう。 殉職と判断された由魅子が落ちたのは天国でも地獄でも無い。 釈迦や閻魔が管理を怠るそれ…

　人間界によく似た世界。時田翠子は二十一歳の会社員として日々を謳歌していた。 　無類の酒好きもあって退社後は居酒屋や自宅で一人の晩酌を楽しんだ。そのような平穏な毎日には怪異も組み…

※『残酷御伽草子　吉備太郎と竹姫』の続編です。 かつて京の都を恐怖に陥れた鬼、酒呑童子の息子、鬼童丸。鬼を滅ぼした日の本の大英雄、吉備太郎の娘、瀧姫。二人は幼馴染として育ちまし…

「妾の名は酒呑童子じゃ！」 とある青年、土嶋鬼門は〝夢〟を見た。 多分その〝夢〟からようやく僕の〝物語〟が始まったのだろう。 日本最強の鬼と言われている酒呑童子……の二世と、夢も…