「袴」を含む小説

ただの和服好きが、和服についての毒にも薬にもならない話をタラタラ書き散らかすだけ。 あっと驚く斬新なアイデアや工夫などは特になくて、着物あるあるみたいなものが多いかな。 自由に着…

　三月の、夕日が彩る君の前髪。 　その下では、いくらか透き通った赤い縁が、淡い光の額縁のように、大きな瞳を際立たせている。 「どうかしたの？」 　私より頭一個分は低いところから、…

【愛知県常滑市】 やきもので有名。日本六古窯のひとつ。 【やきもの散歩道】 名古屋駅→名鉄・常滑駅まで電車で30～40分。 所要時間約60分（1.6km）のＡコースには、陶磁器…

[今日は、どの子の『着物の端切れ』貰おうかな？高く売れるんだよねー。] 「このメールは、所謂漫画喫茶から送られている。それと、サイバーセキュリティ課から、闇サイトで着物の端切れを…

――秋月 蛍。 身長181㎝。容姿端麗、頭脳明晰、成績優秀にして女子剣道部主将。選抜大会優勝経験あり。 剣道、柔道、合気、空手、弓道、etc.修めた武道の段数を全て足せば二十と一…

　上手くいかない就職活動。へこたれそうになっていた少女は、フラフラと足を踏み入れた神社での光景に魅入ってしまう。 　それは弓道との出会い。 　黒い袴姿で弓を引く女性をみて、弓…

天皇を頂点とする律令国家の中心である京の都。都に住まい、朝廷を運営する官僚の多くは貴族であるが、貴族に仕える多くの庶民もまた、都に暮らしていた――。 働き、泣き、笑い、飢え、争い…

盲目の芳一は妖に付け狙われるが、全身にお経を書いてもらったことで難を逃れた。一説によると耳にお経を書き忘れたばかりに妖に耳を千切られたそうだが、今回はしっかりと耳にも書いた。だが…

※レーティングはありませんが、下ネタを多分に含みます。生々しい描写はありません。TS要素は第三章。小説家になろう様にも投稿しています。 ■ストーリー■ 風俗に足繁く通う裏袴風好…

一年越しで前年のおみくじの内容を振り返ろうって企画物です。 初詣にてガチャった御神籤の内容を晒して、解析して、よきにはからってまいりましょう。 御神籤の中身みて、なんかアドバ…

　時は明治。 　廃刀令により衰退しつつある剣術道場、心刀雪花（しんとうせっか）流道場の一人娘、雪村清瀬（ゆきむらきよせ）は、道場の跡取りになるべく、男として育てられてきた。密かに…

商店街の中に、ひっそりとたたずむ創業110年にもなる古書店――記憶堂書店。 普通の古本屋だが、ある秘密を抱えていた。 パサッ。本が落ちる音がして、三代目店主、柊木龍臣は床を見る。…

収益化の見込めない作家の袴宇宙。 ある日、豪華客船のペアチケをゲットしたが、誘う人が見当たらない。 そしてたまたま隣人の鼎さんといくことになって、、、！？

【 あらすじ 】 　江戸のような街並みの幽世。そこは、妖や人ならざる者たちが人間のように生活している不思議なセカイ。 そんな幽世に存在する妖たちを、守る者たちがいた。 　現…

「長官がずっと追い求めていた押し込み強盗の元締めが長次だったというのが、いちばんの驚きだったようです。しかも死ぬ間際に自白したそうで」 「死ぬ間際って？」 篠塚は目を見張った。 …

主人公である現代人の、穂村利之（ほむら　りの）は俳優で、ある時、撮影の終わりに袴姿のスタッフがいる事に気付く。 その現代では滅多に見ないような袴姿の人物は、利之に見つかった瞬間に…

実家の和菓子屋で給仕を手伝う主人公。 袴にエプロンを強要されるところにはややセクハラの気を感じながらも勤労する少女である。 店で悪漢に因縁をつけられたある日、彼女を救ったのは常連…

貧乏で大家族の長男早川蒼司(ﾊﾔｶﾜｿｳｼﾞ)は中学に上がり部活を決めかねていた 部活動見学の際にふらふらと歩いていると袴を着た先輩らしき生徒は蒼司を見学に来た新入生と勘違いし、…

【ＢＬ×剣道。和装男子に片想い。――ライバルは、誰よりも好きな人。】 　剣道部の『彼』を好きだった、同じく剣道部の『僕』、幼なじみの僕は。 　でも、好きになるずっと前から。――…