袴垂、参る

天皇を頂点とする律令国家の中心である京の都。都に住まい、朝廷を運営する官僚の多くは貴族であるが、貴族に仕える多くの庶民もまた、都に暮らしていた――。
働き、泣き、笑い、飢え、争い、ときに貴族らをおちょくって、庶民は生きる。アウトローたちもまた……

参考文献
『平安京はいらなかった　古代の夢を喰らう中世』桃崎 有一郎（吉川弘文館）
『庶民たちの平安京』繁田 信一（角川学芸出版）
『ビジュアル 日本の住まいの歴史1古代(縄文時代~平安時代)』小泉和子監修（ゆまに書房）