「蛙」を含む小説

　信頼していた部下に裏切られ、蛙に変えられた挙句、魔王城も追放とは。 　余もヤキが回ったものだ、まったく。 　しかし、いつまでもイジケている場合ではない。 　聞くところによれば我…

これは伝説の魔導士、ドロシーの逸話の一つ「安易な婚約破棄はブタのもと」もしくは「豚に仕返しされれば蛙になる」と伝えられる話だ。 彼女がまだ単なる侯爵令嬢だった時、ペンドルトン王…

前世、日本で地を這うような生活をしていた主人公のアルマ。転生した先でも自信を持てずに「まぁ、俺の人生はこんなもんだよな」と自分の無能さを認めて大きな山も谷もないような人生を送るつ…

嵐の最中、生まれたばかりの赤ん坊を抱いた女が洪水から必死に逃げていた。妖しい蛙の鳴き声に護られ、摩訶不思議な幼女に導かれて桑畑に逃げ込んだ女は我が子を桑の木に託して水に飲み込まれ…

水野ハルトはいじめられっ子、井の中の蛙であることを知っているから我慢できると思っていた。そんな中、異世界召喚される。

その街は、毎日雨が降る街だった。 少年は、ある一つの仕事について知る。 それは街の人々にとって、必要なシステム。 たぶんきっと、あなたにも……。 －中編・全7話－ 「雨の降…

時は戦国時代。豊臣秀吉の天下統一も小田原の北条を残すだけとなった。頭を抱えた北条氏政は、風魔忍者に頼るが、その方法とは、小田原に伝わる”けもの”を復活させることで……。

【2025年1月8日完結します！】 『虹の彼方のダンテフォール　～堕ちる神と滅びる世界で、真実の愛が繋げる奇跡～』 １人のキャラ絵に惹かれて乙女ゲームにドはまりし、寝食を惜しんで…

とある異世界「カイベシア」では、すべての言語がカタカナ表記なので、言語によってカタカナの使用法が異なるというカオスに。そして、英語がカタカナで正書法改革されたとのこと。（どうせな…

　想像を創造する症状を引き起こす【アナムネーシス・ウイルス】が発生してから三十年。感染者はナノマシンワクチン【アメイジング・グレイス】によって、ウイルスの制御に成功し、超能力【想…

よくある断罪に「婚約でしたら、一週間程前にそちらの有責で破棄されている筈ですが……」と返した公爵令嬢ヴィクトワール・シエル。 婚約者「だった」シレンス国の第一王子であるアルベール…

道に明らかに変な女がいた。

呪いによって、生まれつきカエルの見た目な王子の俺。結婚なんてあきらめて城でのんびり生きてきましたが、なぜか聖女さんが嫁いでくることになり……。いやあ、マジあせるケロね。

蛙になったんだけど、なにか質問ある？ 1.以下名無しに変わりまして >>ある？ 2.以下名無しに変わりまして >>特にないかな 3.以下名無しに変わりまして >>ゲコ 4…

ちっぽけな蜥蜴は、小さな襤褸家の床下で心を閉ざして生きていた。 軒下の隙間から垣間見る、白く広く高い、外の世界。外の世界に憧れながらも、光は蜥蜴を拒絶する。 醜い蛙に甚振られなが…

四肢を広げた蛙をみていた。葬式の帰り、生々しい過去を思い出した。

一人半島に位置する僻地の学校へ通う中学生柏森恵は、幼い頃から母親と共に入信する宗教に傾倒していた。その歪な宗教観が織り成す盲目的悪循環に、恵は捻じ曲がった感性と感覚を持ってしまっ…

謎の巨大ガマ蛙が難問を解決する物語。 一話読み切りの短編集。