「舟」を含む小説

　以前より五・七・五で俳句や川柳のように怪談あるあるを綴る〝怪句（※川柳が一時期「俳風狂句（略して狂句）」と名乗っていたのに倣い「俳風怪句（略して怪句）」）〟なるものを 『俳怪…

天界の船は同じ色の糸で繋ぐことになっている。 糸がなければ、舟は停められない。 香鳴裕人様　[第3期] 同題異話SR -May- 『繋ぐ糸の色を教えて』 https://kak…

　殺し屋は、戦いの中で、愛する人を信じた。それは、拳銃とナイフ、友と裏切り、痛む胸は、後悔を歌う、希望もない荒野を疾走する。乗り掛かった舟。女と一緒に、月から身を隠すように、愛を…

あらすじ 　　黒船来航… 　　幕末、龍馬は土佐（高知県）に生まれた。町人郷士の坂本八平直足の末っ子である。　龍馬は「坂本の仁王様」とあだ名される乙女姉にきたえられる。それから江…

　　　　　　　　あらすじ 　西郷隆盛は名を吉之助という。薩摩藩士である。この巨眼の男は明治維新の英雄としてあまりにも有名だ。西郷は二度、島流しにあって、島の女・愛加那とのあい…

　　　　あらすじ 　　黒船来航… 　幕末、勝海舟（勝麟太郎）は幕府の軍艦奉行に抜擢された。それまでは年五十石の貧乏武士であり、そのため奮起して咸臨丸という船にのってメリケン（ア…

　あらすじ 　　黒船来航… 　　幕末、榎本武揚は幕府の海軍副奉行に抜擢された。オランダ帰りの学識者である。奮起して開陽丸という船にのってオランダに留学して知識を得た。先進国を視…

現世界、と呼ばれる世界で活躍する、コトバ修繕士ヨモのお話。 旧世界と呼ばれる、消えた文化や人と、現世界の間には謎と断絶がある。 動物の姿も異なるし、ヒトの生殖の仕組みも違う。現世…

育ての親の老婆と二人きりで暮らす少女、リエ。 リエは十歳になったら舟に乗って世ノ河という大河を下り、オボロ様という神様の元へお嫁にいく役目がある。その日を楽しみにして生きてきた。…

高校生、日下晶太(くさかしょうた)。 ある日自室で眠っていたはずが、突然舟に乗せられていた。 そこで出会った少女に導かれ、異世界へと旅立つ。 比較的ありきたりな、異世界ファンタ…

幽霊の女の子と、恋人の姿を借りた自称「ラクダ」が行く微・荒廃世界の残骸逃避行。 疾走感SFファンタジーチックを目指しました。 　恋人の家に引きこもっていた十九歳の足占麻来の元…

第30回電撃小説大賞用の為に再度改変した物語になります。 本編【デッドオブザ・ワールド】の別の世界線の物語という形で読んでいただければ幸いですm(_ _"m) ー・ー・ー …

昭和の昔、瀬戸内の島々に住んでいる人たちに図書や映画を紹介するために島の港をを巡る移動文化船がありました、島の歴史、料理、島民の人情、戦争の傷跡、は文化船の船長はその島に住む自分…

何の目的もなく箱舟に乗り込んでいる僕。 どこへ行き、何を成したいのか知らないまま退屈な時間だけが過ぎていく。 窓辺に映るつまらない景色に目を奪われながら、終わりのない終着点へ向け…

1話ごとの文字数が平均1,000文字なので、気軽に読むことができます！ ある神に生まれ変わった主人公だったが、神の中でも最弱であるため、神々から葦舟に乗せられ、海へと流されてし…

この世界は神仙の住む「天界」、魑魅魍魎の住まう「地界」、人間たちの暮らす「人界」の三界に分けられ、それぞれが微妙な均衡でもって繋がっている。 あるとき、天界の神から五振りの宝剣…

文明開化の世に次々と起きる謎の事件。それに挑むのは、紳士探偵・結城新十郎とその仲間たち。そしてなぜか、悠々自適の日々を送る勝海舟も介入してくる……世相に踏み込んだ安吾の傑作エンタ…

　新しい住処を求めて僻地の湖を訪れた魔術師のフレイシア。彼女はそこで、化け物に襲われている二人の少女を目撃する。 　得意の魔術を駆使して化け物を打ち倒したフレイシアだったが、助け…

【カクコン8中間選考通過作品〜ご支援有難う御座ゐ〼】 ☆各エピソオドは弍千文字程度と短めで、國電や市電の一区間で読み切れる仕様となつてをります。 ＜あらすじ＞ 狼男の異名を持つ…