「純文学ではない。 カクヨムオンリー」を含む小説

先の大戦に出征しビルマで戦死した大叔父を、祖父の視点で描きました。大叔父が生きていれば……、と思うことはありました。この作品は詞です。 詩集として、二話以降は色々な詩を書きます。

ぼくの好きな人に、好きな人ができたらしい。 ぼくは彼女に笑顔でありがとうと言ってもらいたいので、彼女の恋愛を手伝うことにした。 ーー ※性的な描写、自傷行為の描写を含みます ー…

２度の離職。当たり前になれなかったわたし。 2６歳、3度目の職場で、非正規雇用で働く登理。 仕事途中で出会った不登校の中校生、佑都。 専門資格を目指すことにした、大学生の明日香…

町の片隅にある小さな料理店に悩みを抱えた人がやって来る。 振舞われた料理は客の心に届くのか。

日本人の父とイギリス人の母の間に生まれた幼子は、田舎町ブリストルで育った。当時はそのまま永住する予定だったので、現地に馴染みやすいよう英語名で「ノヴァ」と命名された。しかし、物心…

SARF × カクヨム　短編こわ～い話コンテスト （朗読型部門）に応募する作品です。 （2022年は7月にイベントを実施しているので、夏に聴くことを前提としています） 札幌の豊…

理人は壮絶な戦いの後、病室で意識を取り戻す。過去の記憶と現在の痛みが交錯する中、母の死と未解決の家族の秘密に苦悩する。内面の葛藤と安楽死の現実に直面し、彼は自身の生き方と未来を模…

同僚と行った温泉で、同僚が傷を見てくれと言う。

　八房久遠《やつふさくおん》は、実の両親に捨てられ、学校にも通えず、裏社会でギャンブルをしながらずっと一人で生きてきた。 　そんな久遠はそのギャンブルの実力を買われ、最強のギャ…

社会の何かからはぐれてしまった解け落ちた氷と言える彼らは、何かを探し求めながら社会を生きていく。 関連作品 ・『彩る季節を選べたら』：https://kakuyomu.jp/w…

好きだったものは、全部平成に置いてきた。 大人になるにつれ、高校生の時のキラキラを失っていった未華子。 彼女も気づけば35歳独身。結婚も交際もあきらめ気味の彼女の歯車は、…

飛降り自殺を目の当たりにした僕は、彼女の遺書を覗くため、現場へと忍び込む。 何かが変わるかもしれないなんて、思いながら。

※公募用のあらすじの為、結末まで書かれています。純粋に物語を楽しみたい方は、こちらを読まずに本文を読んで頂けたらと思います。 冬の帳村と呼ばれる小さな村で生きる十七歳の少女、…

約十年振りに、恋人である光平と共に実家を訪れた絢音。無事に結婚を承諾され、次は光平の両親に挨拶をしようと言われるが、絢音は頷く事ができずにいた。それには、彼女の隠している過去が関…

【20年前、ある村で大量殺人事件が起こった。犯人は、当時20歳だった幸田宗也という男。彼は、日本刀を持って病院に侵入すると、受付の看護師を殺害した後、待合室の患者、診察室の医師、…

主人公のホタルには亡霊が見える。主人公と無理心中を図って焼死した母親。家族を捨てて生きようとして首を吊った父親。ホタルを散々虐待し、病死した祖母。日常のふとした瞬間に現れる亡霊に…

夏休み最終日僕は「私の事見えますか？」と女性に声をかけられる。 僕はひょんなことからそこ女性と共に淡い思い出が詰まった山へと登りに行くことになった。そんな物語。

タイトルの通り、筆者が仕事やプライベートなどで発狂寸前のときに書いた短編・掌編を集めている短編集です。 情緒不安定な作者が贈る、（おそらく）癒やしの短編集。 発狂寸前！　ああも…

結江楓雪は高校２年生。 学校ではあまり目立たないタイプで、守ノ峰高校ではとても珍しい帰宅部である。 学問に於いても運動に於いても、記録からすれば平凡に見えるが、その実、どちらに…

美術部で部長の「僕」だけが、部活のために毎日、誰もいない教室に足を運ぶ。ある日、ひとりで絵を描いている僕のもとに、同じクラスの女子、「篠田」がやって来て――。