「筆談」を含む小説

【――これは、天才的な歌声を持つ陰キャの少年と、天才的なギターの腕を持つ陽キャの少女が出会い、伝説的なバンドが作られていく物語】 「――あたしのバンドでボーカルになって…

あの激動の一週間(笑)が終わり、モブは日陰者の日常に戻った。クリスマスも、初詣も、当然ながら〝お誘い〟などある筈もなく、モブは自宅で毎年と変わらぬ日を過ごした。 まあ、何故か学園…

深夜の中国、鉄道駅。軍服の若者の間を夜の少女たちが妖しく飛び交う。「ライライ」うふふ、と美しき蝶々がぼくを誘う。魑魅魍魎の住まう魔窟で、ホントのホンキ、命がけの筆談交渉が始まった。

思念が怪物化して人を襲う。恐怖に晒された街は荒廃し、専門の対抗組織が作られた。 『声』と記憶を持たない少女･蛍は、幼馴染みの少年･時雨とともに、救援部隊の一員として戦っている。 …

帝国お抱えの天才魔導師として暮らす傍ら、憧れの高校生活を送っていた柚良（ゆら）はある日皇子殺しの濡れ衣を着せられ逃亡の末に帝国の無法地帯『暗渠街（あんきょがい）』に逃げ込むことに…

“先生”は彼の部屋、今日も激しく笑っている。私の来訪を喜んでくれて。 「ク……クキキ……クゥアカカカーーーーッ！！！」 先生は言葉で話そうとすると、さっきみたいな狂乱した言葉が出…

クラスメイトの三郷さん。彼女は何故か喋らない。けど、表情は豊かで、会話はだいたい手話かアクション・筆談。 しかし、校外では普通に喋れる。

【あらすじ】 　幼いころから人と話すのを嫌ってずっと家に引きこもっていた清水萌恵(しみず もえ)は、喉が途轍もなく弱く、まともに話せば一か月は物を食べたくなくなるくらい喉を傷める…

あらすじ※ネタバレあり 不満と心の病を抱えながら、図書館で司書をする綾瀬瞳。同僚の女子同士の関係に悩み、父親の再婚相手・美和に心を閉ざし、連れ後の弟・航ともつかず離れずの距離を…

かつて「金糸雀」と呼ばれた令嬢がいた。美しい声は皆の心を癒し、神への祈りと祝福を歌にして響かせた。 その金糸雀と呼ばれていたのは、とある伯爵の姪であるエレノア・エヴァンス。現在は…

【ディス・スピーチ・ファンタジー恋愛ごっこ譚】（中編・２万６千字程度） （表紙絵　https://kakuyomu.jp/users/green_wood/news/168173…

　喋れない聖女×聖女を好きすぎる護衛騎士の恋愛ファンタジー。 　転生時、神から祝福として「声に出したことが全て実現する」というチートを与えられた、聖女ルミエーラ。しかし、チートに…

『お前は何ができる？』 　男性――【沈黙】サイレンが私に問う。筆談で、だ。 『ここは戦場。役立たずを養う余裕はない』 　これほどロマンチックさを欠いた初夜もないだろう――。 　…

〈私は声が出せません。みなさんとの会話は筆談になります〉 ——僕、芹沢の隣の席にやってきた儚げ美少女な転入生の佐倉さんは、言葉が話せない人だった。が、そんな佐倉さんは実はおしゃべ…

人見知りだが希代のスクロール魔法使い・シルベは、なんか知らんがキツネになってしまった。魔法が使えれば元に戻れるんだが、手がそういう作りになってないんよ。忘れたい事実だが公爵令嬢。…

日下由貴はクラスメイトの高坂綾香から借りたノートを返すために、彼女の自宅を訪れる。その時、綾香は瞬きをして、由貴に何かを伝えようとしたのを、由貴は察し、とっさの判断で筆談をする……

佐倉川利玖は、風光明媚な城下町にある国立潟杜大学に通う理学部生物科学科の2年生。飲み会帰りの夜道で「光る毛玉」のような物体を見つけた彼女は、それに触れようと指を伸ばした次の瞬間、…

大学のキャンパスのあちらこちらに落書きをする鷺沼青年。 ノートで筆談するなーくん。 大きなスケッチブックを持ち歩く鶫ちゃん。 数学愛好者はすべからくロマンティックだ。

一年二組の悠花（はるか）は可愛い顔に似合わず中学一の毒舌の持ち主。 友達や先生に皮肉や悪口をガンガン飛ばして人気者。 しかし、とある秋の昼下がり。 給食も食べて満腹、意気揚々と…