概要
小精霊に混じって労働してたら王太子から求婚される
【ディス・スピーチ・ファンタジー恋愛ごっこ譚】(中編・2万6千字程度)
(表紙絵 https://kakuyomu.jp/users/green_wood/news/16817330666537682585 )
家に住みついた「小精霊」がこっそり家事を手伝ってくれる、そんなのは100年も前の昔話。
工場地に変わった「おとぎの島」で、国王の使役する「小精霊」が、砂糖や紅茶、妖精の粉を大量製造することで王国は豊かさを享受していた。
使役魔法の代償は「声」――獣のように鳴くことしかできず、口や喉で話していたことを忘れかけている時代、人々の間では筆談用の機械(会話機)が広く普及している。
労働する「小精霊」に混じって生きてきたピピは言葉を発する(発話できる)最後の生き残り。喋り猫のカトドから
(表紙絵 https://kakuyomu.jp/users/green_wood/news/16817330666537682585 )
家に住みついた「小精霊」がこっそり家事を手伝ってくれる、そんなのは100年も前の昔話。
工場地に変わった「おとぎの島」で、国王の使役する「小精霊」が、砂糖や紅茶、妖精の粉を大量製造することで王国は豊かさを享受していた。
使役魔法の代償は「声」――獣のように鳴くことしかできず、口や喉で話していたことを忘れかけている時代、人々の間では筆談用の機械(会話機)が広く普及している。
労働する「小精霊」に混じって生きてきたピピは言葉を発する(発話できる)最後の生き残り。喋り猫のカトドから