「祠 神」を含む小説

鳥籠に囚われた少女は厄災の神と縁を結んで空に羽ばたく―― 退魔師である白月家の不義の子として生まれた真桜は、幼くして「結びの力」という強い結界を張る能力を発現させた。 その力を…

魔力（まりょく）。多くは、魔法使いが魔法を発動するのに用いる力のことを示すが、その言葉の意味は諸説あるとされている。 実際に魔法陣を描いたり、魔法が発動するのと同時に光り輝く魔法…

――森には桜色のオオカミがいた。 小学二年生の風華はある日の学校帰り、森の中に入る大きな犬のような謎の動物を目にする。 好奇心に踊らされ追いかけた先にあったのは、『古びた祠』と『…

しゅるりしゅるりと束なる穢れ。 東北地方の山奥に佇む忌み地、奥森。 八峰の外輪山が、まるで溢れ出る穢れを防ぐかのように忌み地を囲う。 溢れる穢れは互いに絡み合い、濃度を増す。 穢…

仲間から追放された、天真爛漫、ドジな魔法使いライスが、果樹園の農夫で式神（式紙）使いのロスと出会い、壮大な冒険を繰り広げる。カシュー国の陰謀によりペドゥル国、ヴァン国を揺るがすワ…

　元孤児の小夜（さよ）は凍え死にかけていたところを村長に引き取られ、虐げられながらも暮らしていた。しかし十六になった日、自分が引き取られたのは、“神の末裔”を名乗る醜悪な領主に義…

　——カミサマなんているわけない。 　高校生のリクは高校進学を機に、三柱の神を信仰する三柱村へ引っ越した。 　ある日、神を信じていなかったリクは、山中で見つけた祠を事故で壊して…

高校生になったばかりの加茂大吉は学校の寮での一人暮らしを始めることになる。 そして新生活の安全祈願を古ぼけたボロい祠で行ったのだが、そこに祀られていた神様にとりつかれてしまうこと…

【あらすじ】 ——ある日突然、家族が何者かに殺された。 寂れた神祠・八岐神社で孤児として育てられた少女【桜華】は、突如として何もかもを失った。絶望に打ちひしがれた彼女は自害を試み…

西馬　夜衣（さいば　よるい）は死んだ。 彼の生き様を見た神は余りの悲惨さに、チャンスを与えました。 第二の人生。 その世界に待つ何かを、夜衣は知らない。 『ランズ王国』と『影の…

17歳の少年「アレン」はある神を信仰する小さな村で平和に生きていたが、ある日突然「神の遣い」と名乗る者たちからの攻撃を受ける。逃げこんだ先の洞窟で小さな祠を見つけ、そこで魂として…

【重要！】 第3章完結を持ちまして、この作品を改稿し、更に天リクがパワーアップしました。そちらの方に第4章以降を掲載予定です。大変申し訳ありませんが、下記のURLから飛んでいただ…

信仰を失った神が久しぶりに目を覚ますと、目の前が焼け野原になっていた。自分以外の神が依代を失ったことで一気に集まった人々の信仰を背負い、祠を壊した敵と戦う！

『吾の祠を壊したのはお主か？』 「あたしです。ごめんなさい」 魔物狩り遠征に従軍した平民聖女ティアは、その地の土地神の祠を壊してしまった。土地神は罰として第一王子カルヴィンとの婚…

神の棲まう「紫微（しび）」、仙士の棲まう「仙界」、そして人間の棲まう「地上界」。 　三つに隔てられた世界は、数千年間その均衡を保っていた。 　だが、とあるきっかけで、「仙界」と「…

闇夜に燦然と輝く赤い瞳。黒い和服を赤い帯で締め、謎に黒いジャケットを羽織る和洋折衷の男・高井戸レイジは、毎夜毎夜、祠を破壊して回っていた。 全ては己の無念を晴らすため、己の誇り…

『全4話での完結予定。１話１話が少ない文量になるようにしているので、読んで下さると嬉しいです。 〖祠壊し文学〗参加作品。』 と、告知したのですが、絶対に4話だと纏まりきらないと悟…

祠破壊の流行に乗って、ついにやってしまいました。 ※人の頭が棒やアックスで祠と同じ運命が辿るのを月曜を前に見たくないわ‼︎ ※２そういうう人は最後だけ見てちょうだい‼︎ 祠な…

　──ここは『噂や伝承が具現化する世界』。 　人智を超えたものはその力によって具現化され、現世へ現界する。 　そして、その力により世界には古来より"｜祟魔《すいま》"と呼ばれる…

青味がかった髪と作務衣が特徴的な青年、雨野　伊吹（あめの　いぶき）。 赤い髪が特徴的な青年、羽々斬　陽（はばきり　よう）。 二人は「祠が壊された場所」にやってくる。