「短編連作」を含む小説

　童顔にコンプレックスを持っている男子高生の芦屋には、生まれ時から隣にいる幼馴染でライバルの女子高生の藤本と、理屈ぽくて自分の世界観だけで生きている藤本に高校入学時から付きまとっ…

あたしは涙の零し方も、儚げな笑い方も、優しげな雰囲気の出し方まで全部知っていた。みんなが私に魅了されていくのも、もちろん。 だから、初めはそのことを信じられなかった。 ※この作…

第１話『娘の話』約２万字 意識不明の母を毎日見舞う美奈。いつか必ず目を覚ますと信じていたのに、容態が急変し、亡くなってしまった。 突然の死を受け入れられない美奈は、夜空の星に「母…

17歳の藤本はちょっと理屈っぽい女の子で、友達はいない。そんな藤本に付きまとう城崎は現実主義のコミ力お化け女子。藤本をいつも論破する芦屋は自分の外見にコンプレックスを持っている幼…

※こちらは「短編賞創作フェス」参加作品です。一回目のお題は「スタート」となっております。 【作品紹介】 　連合宇宙軍空母機動部隊のパイロット、英（はなぶさ）ヒカル中尉は、雷撃機…

『目をつぶっても彼の顔を頭に描けるほどなのに、でも、あたしは彼の名前さえ知らない。』 それぞれの片思い。 読みきり連作

ある日突然異星人がやってきた。ファーストコンタクトの始まりだ。 異星人のアンドロイドが巻き起こすドタバタ劇を描く短編連作。

禁断食堂と書いて、コピペ食堂と読むどう見ても書店なそのお店では、禁断の方法を使って一風変わった料理を出していた。 KACで書いたお話の短編連作版です。

脇坂未明（わきさか みめい） それは美しい少女の姿をした悪夢。 絶望に瀕した人間の前に現れ、彼らを更なる絶望に堕とす存在。 美しくも恐ろしい、絶望と死の象徴の如き影。 彼女の紡ぐ…

まだスマホもSNSもない時代——これは、平成の女子中学生だった『あたし』が遭遇した、少しだけ怖くて少しだけ理不尽な『想い出話』です。 【あらすじ】 舞台は、現在から二十年程遡…

約束の日を待たずに あの人はいなくなってしまった たとえ一度きりだとしても またあなたと会えるなら 私はそれを願うだろうか たとえその先に 二度目の別れが待っていたとしても？ …

今まで書いてきた「アクターさんとアフターを」や「バカケモ4匹青春論」等の短編連作、短い単話などは今後全てこのタイトルに統合させていただきます。上記の2点を読んでいなくても読めるよ…

ホラー短編連作。私の話を聞いてくれるんですかい……男が語った不思議な話（小鳥箱）友人が行方不明になったんだ（御御蛇様）などちょっとゾクッとする短編集です。ちょっとずつ更新していく…

未来の服を自由に思い浮かべましょう。 空を飛べる服、食べられる服、宇宙とつながっている服⋯⋯ どんな服でも構いません。 次はその服をどんな人が着ているか想像してみましょう。 その…

幼い頃、僕が眠れない夜。屋根裏部屋に棲む語り手が怖い話を聞かせてくれた。 幽霊の話、呪いの話、物の怪の話、怪異の話、……神の話。 ここに綴られるのは、そうして育てられた僕が、子供…

　消えたい―― 　満月の夜、そう願ったわたしの前に現れたのは、不思議なクラスメイトだった。 　自らを魔女と称する彼女は、願いを叶える代わりに、花魔女見習いとして、この世にとどまる…

＊序章から第五章まで短編風。第六章は長めの中編＊　 全37話。本文約138000文字。2024年1月3日完結。　 第一章　食糧不足が深刻化する時代、エレナとルフィナはイタリア北東…