「現代ホラー あやかし」を含む小説

　成瀬春馬（なるせはるま）は何事もうまくいかない高校生。そんな春馬はある日、学園に君臨する『冷たい女王　緋咲小夜（ひさきさや）』からデートに誘われる。しかし、それはデートという名…

（今作再宵（さいしょう）は「霊々、夜。」の続編となります。初めての方はそちらからお読み頂けると幸いです） 夏越蓮夜は、高校二年生の春を迎えていた。 家業を手伝いつつ、新学期を満喫…

　万屋 覚（よろずや　さとり）——人は彼を怪異探偵と呼ぶ。なぜなら彼は怪奇現象を解決する名探偵だからだそうだ。 　僕、朝霧 醒司(あさぎり　せいじ)はひょんなことから彼と出会い…

記者である私は三年前、世間を賑わせた●●高校集団狂死事件の生存者に取材させて貰えることになった。彼女から聞き出した話は出回った情報と少し違っていて……

新しい、春が来てからの大学一人暮らし。 意気揚々と借りた部屋に住む事になった浅木八幡（アサギ　ヤハタ）を襲う、幾つもの曰く憑き――と呼ばれるモノ。 だが八幡はくじけない。部屋に巣…

ルポライターの宇古陀が、一枚のちらしを四方の事務所に持ち込む。『風の祀り』と書かれたカラー刷の案内には、『風が、全てを祓い清めてくれる～招神祓清』とのサブタイトル。主催は新興のI…

以前ネット上の知り合いと「田舎の幼馴染が人外で、自分だけがそれを知らなかったって設定の作品が読んでみたいね」みたいな会話があったので、自分も読んでみたかったので書きました。 〈…

長浜城にまつわる人身御供（しのぶ）、異世界転生を図る社畜の話、エア友の話（イマジナリーフレンド）、閉鎖的な村で起きる怪談（氏神様）、レンタル彼女ならぬレンタルママ、外国人技能実習…

僕が大学時代にお付き合いしていた千華子さん。 彼女の家とその周りには、人間の理解の範疇を超えたものたちが跳梁跋扈していた。 そんな千華子さんと、千華子さんの家族と、沢山の人や不思…

ある日、自分の瞳の色を知った朝子は、他の人の瞳の色も知りたくなる。そのうち、真っ黒な瞳の魅力に取りつかれた彼女は、「黒い瞳」を探し始めるようになる。

一五〇年に一度の災厄……「七獄の年」がやってきた。 そんな年のある日。 除けの家系に生まれた夏越蓮夜の前に、悪霊が現れる。 ――『お前さん、俺様の憑代になれよ』 取るの…

秋田県、男鹿半島にある赤神神社五社堂。 ここに祀られているのは神だけではない。 ２人の両親、そして３人の子供。 計５人の鬼が祀られていた―――

夢をみた。 自分じゃない、誰かの夢を。 夢に呼ばれて出向いた先で、上総は気付く。 人間と妖怪の中立に立つ者たちのお話

急な転勤で内見抜きの物件契約をした。その部屋には、前の住民の忘れ物か、古びた縄が落ちていて……。奇妙に思いながらも借り直しが出来ないため、縄を捨てて暮らし始めるが、どうにも居心地…

心霊現象を専門に扱う黒州心霊探偵事務所、そこの主である黒州は自由で自分勝手な自称美人のお姉さんである。 　そんな事務所に子犬系捻くれ男子である赤也は、暫く忙しくなる姉の身代わりに…

『妖怪』 そこには“畏れ”のみならず、“不可思議”と“愛らしさ”も同居する。 本書では“現代に生きる妖怪”をテーマに、江戸中期の妖怪画家――鳥山石燕による 『画図百鬼夜行』に登場…

ホラー×現代ファンタジー！ 探偵事務所「キュービック・ルーブ」には少し変わった依頼が舞い込む。それは心霊または呪術に関する依頼だった。事務所の代表であり代々続く巫女の家系の次女で…