「物の怪 妖」を含む小説

　妖怪や幽霊などの霊的存在が実際に人に害をなす日本。陰陽師と呼ばれる人間たちが人々を守るために物の怪たちと戦っていた。 　陰陽師の家系に生まれた男子高校生、鬼一秋水(きいちしゅ…

西都公達学園高等科、茶道部副部長の茶釜薫は、魔力持ちの多い西都の中でも、火を喰らう異能の持主。静かにお茶を点てる薫のもとに、今日もあやしげな相談が持ち込まれる。ここは、茶道部で、…

　時は平安と呼ばれていた時代、平和かと思われた京の都にも、物の怪の類が連日連夜、悪さを働こうとしていた。 　それらをほとんど未然に防ぐ活躍をしていた、稀代の天才陰陽師『安倍晴明』…

※この作品は続編となります。 　変えることのできない性質と結末を知りつつも、果てるまでの道は自由と手を繋ぎ直した志乃と芳親。改めて麗部直武の旅路の供をするも、直武の結末もまた近…

雨上がりの満月の夜に、稀に見る事が出来る月夜の虹ムーンボウ、崖から滑り落ち身動きの取れない状態で偶然幻想的なムーンボウに見とれ、片角が生えたヒロインの話です。 ヒロインのムーン、…

侍の進軍が妖を倒して行くストーリーです。 妖はもののけと読んでも、あやかしと読んでもいいです。 どうせうまく書けないと思うけど頑張ります。 頑張って執筆中 書いててよくわからんと…

　花街の自警団に所属する志乃は、〈妖雛(ようすう)〉すなわち半人半妖。〈物の怪〉と称される異形の襲来を予測された花街にて、前兆たる成り損ないを始末していた志乃は、旅の最中な初老男…

幽節1654年。大陸最大の国家である見晴国では物の怪の存在がまことしやかにささやかれていた。信じる者、嘘だと一蹴する者、存在すら知らない者、考えは様々であったが、物の怪の仕業だと…

海の中から引き揚げられた棺桶から姿を現した吸血鬼ドラガ。彼は「妖怪」なのか、「人間の味方」なのか。海坊主、磯撫、塗壁、鎌鼬など妖が蔓延るヤマト国で様々な妖怪や妖怪を討伐する人間ら…

　その男、尻商人だった。 　尻、といっても本当に人や動物の尻を売り買いするのではない。野獣や物の怪が巣食い、庶民が立ち入れないような野山深くで種々なる山の幸を採り集め、方々の町…

平安の頃、人と鬼との物語。

学内のテストも部活の水泳も優秀な成績を持ち、塩素による色素の抜けた髪が不良に見えなくもないだけの高校生だった田野楽(タノ ガク)は1年生最初の大会で意識を失う。 目が覚めたら歴…

世界各地にて言い伝えられる様々な空想生物。しかし、それらは実在していた。 争いの怨嗟、何かにすがる強い願望、信仰のあつい者たちの信念。強い想いは具現化し、物の怪や神として人々の前…

　木の葉天狗の子孫である境鳥隼人は親も家も何もかもを失ってしまった。 　妖怪の恐れるもの、それ即ち"人の気"。 　それらを祓うことを仕事とする祓い屋「人ノ気祓除協会」のひ…

魑魅魍魎や鬼や妖や物の怪などが存在する、それは稀有なる国中津國の今上帝様の、唯一無二なる皇后様との新年は…… 龍を抱きし天子の番外編というよりも、ちょっとかけ離れた今上帝と碧雅…

あやかし、モノノケ、妖怪、幽霊。取り憑かれるなら何でもござれ。 兄と妹が、名も姿形も取っ替えて、あやかし蔓延る八百八町を妖刀片手に鬼退治。 近世じゃぱん風ライト時代劇ファンタジー…

通学のため駅のホームで列車を待つ「俺」は未曾有の恐怖体験を味わう事になる・・前作「駅に潜むもの」を凌ぐ恐怖が再びあなたを襲う！（前作とリンクしてますが単独でも楽しめます）

戦国最強の武将「上杉謙信」は女の子だった？長尾為景の子としてこの世に生まれ落ちた虎千代のちの上杉謙信は、幼少の頃から不思議な力を持っていた。人々は虎千代の力に畏怖し呪われた子とし…

　遥か昔、万象には《物の怪》が棲んでいた。人里の側に物の怪は息衝き、暮らしのかたわらに顕れ、時に愛され、時に畏れられた。されどもいつからか、物の怪はひとの側から姿を晦ませてしまい…

今よりはるか昔・・。 平安の世には【鬼】が棲むと言われていた。 鬼は人を喰らい恐れられる存在であった。 その【者】もそうであった。 ただ、平安の世は妖怪や物の怪、魔物などと呼ば…