「父×息子」を含む小説

自分語りは楽しい。それが例え黒歴史であっても。

　ささくれができた父と子どもたちの話です。 　 ※カクヨムの ♯KAC20244 タグ、お題『ささくれ』＆文字数800字以上。 ※短話連作ぽくいくつか続いています ・#1 これ…

実家の父親に癌が見つかり入院をすることになった。遠く離れて暮らす息子が見舞いに行くが、素っ気なく「帰れ」と言われ、ショックを受ける。次に見舞いに行った時、担当の看護師から自分の知…

「ゆうちゅうばあは儲かるからな」 そう言って85歳の父は60歳の息子に撮影を命令してきた。 昔から支配的な父に逆らえず撮影を続ける息子だが、そんな父がYoutuberになろうとす…

　『ネアンデルタール人はなぜ、滅びたのか？』 　親父はその、人類史のミステリーに取り憑かれた男だった。死と引き替えに残された手記には、生涯を懸けたその問いへの答えが記されていた。

母の亡き後、一人で本屋を経営している父。その本屋は、母との思い出の詰まった店だった。ずっと続いていくと思っていた。だがある日、父が店をたたむと言いだして……。不器用な父と息子の物…

ひょんなことから異世界に転移した10歳の少年アサギは盗賊に拾われ逞しく育ちました。 5年後。盗みに入った屋敷で出会った少女ヒナと成り行きで旅に出ることに。 それから2年、良き…

どうしても息子に負けたくない父の隠された過去とは。

わがままで一途な恋の末に生まれた三人の子どもたち。 世間から見れば歪な家族でも、 子どもたちはお母さんが大好きです。 第一部「青い導火線　クセモノたちの狂詩曲」第二部「Lot…

「今度の休みにちょっと出かけないか」 父に誘われてドライブに行くことに。 その目的地は── 父の日ですね。 お父さん！ありがとう。

性癖:不肖の父 性癖:人魚の肉 性癖:鄙びた貸しボート屋 錆びた非常階段に散らばる吸殻の銘柄で、あの男が来たんだと思った。 人魚が住んでいたという汚い湖の鄙びた貸しボート屋…

きれいな顔立ちをしているなと思っていたら、あっという間にイケメンになっていた。息子のような存在だが、この店の亭主とは体つきも顔立ちもまるっきり似ていない。 「おう」 「ちょっと、…

「読書感想文って聞くだけでも俺は憂鬱なのにさ、休みの日にわざわざ本を読むなんて……ホント物好きだよね……」 　確かに自分も義務教育のころはそうだったかもなと、懐かしい記憶の扉を…

☆あらすじ☆ 旅立つ息子と、それを引き留める親父の話。 ※　本作は元々声劇用に書いたシナリオですが、SSの感覚で楽しんでもらえれば幸いです。 ★登場人物★ 父：息子の親父。旅立…

息子に構ってほしい父と、反抗期の息子のやり取りの行方は？ （2022年9月　コンビ「チョーヅメ」による初演）

父と息子と布団が紡ぐ物語

　これは、とある世界の宿屋での話。 　綺《アヤ》という宿屋の亭主に拾われ、かれこれ十年経つひとりの青年がいる。 　仕事を手伝い始めたころは、文字がまともに書けなかった。人見知…

死んだこと、生きていること、朝ご飯。夜ご飯あり、今日は飲み会なし。 僕はここにいます。お母さんは宮本武蔵、父は白い能力者です。 KAC20221　お題「二刀流」