「旅 バイク」を含む小説

人との距離を感じる奏向、他人の言うことを聞かない遥香。ふたりがふとしたきっかけで、地球からシリウスまで家出旅を始めます。 「……ここじゃないどこかへ行きたい」 「なんだよ、それ…

作家の古賀は、ある日一生に一度はやってみたいということで、電動バイクでの旅を決意する。日本全国と世界を巡りながら、日常のほんの優しさと世知辛さを織り混ぜ、時に大ピンチに見舞われな…

「――僕も母さんみたいな救世主になりたい。 　選ばれた人間って意味じゃなくて、人を救える人間って意味で」 病弱な母、静夏（しずか）が危篤と聞き、急いでバイクを走らせていた伊織（…

　主人公は俺、高橋等。五十代で、典型的な冴えないサラリーマン。バイク、車好きのおじさんである。 　しかし、昔から誰かに窮地に追い込まれると、その誰かが勝手に自滅してくれる。それは…

いつもの朝、いつもの部屋。のはずが、何かが違う。 違うのは令和ではなく昭和だった。 朝起きた綾はいつもと違う今日に起きて昭和を体感することになる。

厚木市在住の30代前半女子の綱嶋美咲。 常にバイクを使って高速や国道を駆け巡るのが趣味の彼女は高速道路の休憩所や鉄道駅、各地の始業施設を駆け巡る。 バイク女子と共に全国各地の国道…

このエッセイは「バイク一人旅」のつづきです。実はパソコンのトラブルで保存できなくなり、新たなページで再開しました。バイク好きの人たちに読んでもらえればうれしいです。

兄や両親の影響で男の子っぽい趣味趣向の高校生女子、薫。バイクいじりやツーリングもその一つ。高校３年生の夏休み、薫は人生初の長期ソロツーリングに北海道へ訪れる。 北の大地での出会い…

　バイク、単車、オートバイ……そしてモーターサイクル。 　 　呼び名は色々だが、その意味は一つ。 　たった2つのタイヤの上に、エンジンと人を載せて疾走る鋼鉄の駿馬。 　かつて…

天空人のディナと地上の民のヨルが、バイクで終わりかけの世界を旅する話。ディナにとって未知の世界の全てをヨルが案内する。二人の旅は何処へ向かうのか。 完全新作のため不定期更新にな…

いずれ自分の店を持つために飲食店で見習い料理人として働いていた藤原伊吹は、突然無職になってしまう。 気力を失い、ひどい虚無感におそわれた伊吹は家に引きこもっていた。 ダラダラと過…

【第一部完結！】 日嗣晃、享年28歳。死亡したと思ったら、見知らぬ荒野に居た。 どうやら異世界転生というものをしたらしいが、しかし歩けど歩けど歩けど人の姿はなし。 死にかけたとこ…

今まで１２台のバイクを乗り継いできました。思い出深いバイク・思い出のある道を紹介したいと思います。短いソロツーリングがほとんどですが、読者の皆さんのツーリングの参考になれば幸いで…

バイク旅に出かけた男が遭遇したちょっとした事件のお話

　かつて栄えた文明は、今や滅び、世界は荒廃した。 〝オーサン・オルグレン〟は、そんな終わった世界を、気ままに旅する。 　相棒は、一台のバイク。 　そして、とある朽ちた施設で拾っ…

海外赴任先で、雨の日にバイクタクシーで転倒しあえなく死んでしまった尾崎邦夫40歳（独身）。 気がつくと死者の国の扉の前で並び自分の順番待ちをしているところだった。 自分の番が…

女子学生の鈴木優美は沿岸道路を北に向かって愛車のカローラで一人旅。だが、道の駅で同席してきたバイクでやはり一人旅の男子学生が、目指す方角が同じだからいっしょに走ろうと提案。最初は…

「狭山じしんも被害者だと思っているのかもしれません」 「被害者？まさか狭山が・・・」 「父親が不始末を起して自殺した。じぶんの才能を伸ばして豊かな人生が待っていると思っていたのが…

暗い地下室に閉じ込められていた、翼と美宇の二人の少女は、ふとしたきっかけから、外の世界を知り、バイクで旅をする。全てが「終わった」北の大地、北海道で二人が見たものとは。北海道出身…

一生のうちにその全ての国々を訪れたという人は、歴史を振り返ってもそうそういない。 でも僕は全ての国に行ってみたい。 だから一年前、自作のバイクで旅に出た。