何も変わらない現実、何も変わらない自分。そう感じている人にこそ、触れて欲しいエッセイだと思います。 自分の佇んでいる処から、ほんの一歩踏み出すだけで、もうそこには未知の世界が広がっているという事を、実感させてくれるでしょう。チートも無ければスキルも無い、リアルな異世界を、バイク一台で旅する著者の体験が、淡々と綴られ、一切虚飾の無い、それだけに手堅く何かずっしりとしたものを感じ取る事が出来る筈です。 ついでに熊もちょくちょく登場します。危ないなあ。本当に御気を付けて。
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