「旅、紀行」を含む小説

巨大な鳥を見た者には不幸が訪れるが、その卵を得た者は幸福になれる。そんな伝承が各地に残るとある世界、貧しい村で厳しい日々を送る少年、ゴナン。鳥を追う旅人リカルドとの出会いから始ま…

　この物語は、旅寝駅夫と星路羅針が、日本全国を鉄道で巡る旅行記です。 　好奇心旺盛な駅夫が偶然見付けた〔全国駅名ルーレット〕アプリを使い、ランダムに出た駅を目的地に定め、鉄道で…

江戸時代――に似たところもあるが、魔法があり、魔物と勇者がいる世界。 春次郎（１８歳）は勇者が利用する宿場町の商人。 自分も勇者になりたい。そうすれば異国へ行ける。 異…

筆者のエピソードや寺社にまつわるエピソードを紹介します。これまで拝観した数多くの寺社から、人間の煩悩の数と言われる百八箇所を選んで書いていきます。楽しく読んでいただければと思いま…

大体タイトルとキャッチコピーの通り。 栄えていた文明はある日突然滅び、滅亡した世界。 文明が滅び、2人の少女だけが取り残された、終わった世界。 そんな世界を旅する2人の終わ…

盲目の詩人が贈る、或る麦秋のリトリート。

日本より飛行機で行くことおよそ十一時間。 アジアを飛び出てオセアニアに位置する国家、ニュージーランド。 日本ではマウイやキウィ、ラグビーで名が知られている国だ。 ニュージーランド…

中国で熱中症で倒れた老人を助けたら、お礼に蓬莱山のモデルとなった島『蓬楽島』へ行く許可証をもらった。電子機器持ち込み不可、島内のものも持ち出し不可の秘島は美しい自然に恵まれ、穏や…

２０２４年にブータンを旅行した時の旅行記です。

完全実話。中年になってから一人旅を始めた筆者。2回目の一人旅は島根県へ。自分で自分にミッションを課し、自分で自分の首を絞める相変わらずな性格が災いし、出発早々歩く歩く……。こんな…

孤独な老人がもう死ぬことに悔いなどない絶望な人生に飽き飽きしていたところに孤独な少年と出会う話。

人の紡いだ物語。それらは時折、人ならざる何かを産み落とす。 《カカレモノ》と呼ばれる、常世のモノ等とは成り立ちの異なる命の群れ。それらが織りなす、現実と幻想の重なる世界。 そ…

名人　久太郎・・・同じ時代を有した人々からそう称された堀　久太郎　秀政。 その名人久太郎が時の関白秀吉に対し謀反を思い至った！！！ 彼は、自分の命の灯があまり多くないと自覚し始…

海の向こうへ憧れて故郷を飛び出した「わたし」は、未だ見ぬ景色や、憧れていた景色を求めて世界を巡り歩く。 誰もいない街道、雨がやまない小道、夜が明けない町など、いくつもの町や街道を…

筆者は1961年生まれ。 祖父は東北本線「はくつる」などの乗務員。 叔父は常磐線経由「ゆうづる」等の乗務員。 添乗経験も多く、そんな思い出からの紀行、旅行記。 １９９０年～

どこへ行っても、誰とも出会わぬ一人旅。 短編集です。奇妙な旅の記録をご覧ください。

「家族って、ずっと一緒だと思ってた」 ぶっきらぼうな性格だが重度のシスコン妹・楓（かえで）、高校二年生。 単独行動好きだが妹思いな姉、美皓（みしろ）、大学三年生。 両親の離婚…

　かつて特定したミステリの「犯行現場」は本当に正しかったのか。確かめるために武蔵野線で旅に出た。昔の私は車窓になにも見ていなかったという事実に気付き……

フリーライターとしての仕事で、国内外問わず色々な場所に行った。 そこで出会ったディープな人たちと、ディープな場所。 思い出の中でじっとさせておくのもしのびないと考え、ここに吐き出…

ファンタジックな架空の世界の紀行小説です。 ひととき、ここではないどこかに貴方をお連れします。 一話完結式の短編集で、どの作品からでも読めます。 新作を思いついたら、追加するか…