「想いが通じる５分前」を含む小説

【5分で読書短編小説コンテスト「想いが通じる5分前」参加作品】 女子中学生の千依《ちよ》は、ある人に憧れています。 手際が良くて、格好良い上級生。でも、接点がなくてお近づきにな…

２０２０年１１月公開した物語の再掲載。 ２０２０年『5分で読書・想いが通じる5分前』のレギュレーションで書いた物語を、一部改稿して再掲載させていただきました。

二人の考察は続く。 二人の物語が続く限り。 「5分で読書　想いが通じる5分前」に掲載された「火球考察」の続編となります。

　美咲は幼馴染の翼に片想いを続けているが、遠巻きに翼を見ていることしかできない美咲に、恋が成就する予定はなかった。 　ある日、美咲は友人から恋のおまじないを教えてもらう。くしくも…

早生まれの久斗と、遅生まれのわたし。 小学校に上がる前に両親の海外赴任でイギリスに行った彼が、高校生になって帰ってきた。 10年ぶりに再会した彼とわたしの想いが通じる５分前。

僕の想いは嘘でしかなかったが、何しろあと５分しかないのだ。 他に何が言えただろう？ あと５分、僕は僕の誇りのために……。 /////////////////////////…

作中人物の会話のみで構成されております。 それぞれの表情や感情を想像して、お楽しみください。

　田舎に住む佳宏と、都会へ出ていった由利。 　佳宏は年末にしか帰らない幼なじみに、とうとう告白する決心をする。だけど、へたれすぎる彼はやっぱり告白できない？ 　

「５分で読書」短編小説コンテスト 『想いが通じる５分前』に応募した作品です。

恋のために走れ金村くん （「５分で読書」短編小説コンテスト参加作品） （悪魔の五分シリーズ第三弾） 第一弾『タイムリミットです、小河くん』 https://kakuyomu…

　朝の登校中、あるいは帰宅途中の通学路、振り返るといつもそこには、一人の女の子が歩いている。 　それは単なる偶然だろう。でもきっと、続くことには意味がある。 　もしも今日もま…

彼女は転校するって話だったんだ。

「5分で読書」短編小説コンテスト　「想いが通じる5分前」応募作品です。 独り水没した東京に暮らす私は、中学時代の友人、蓮と埋めたタイムカプセルを掘り出すために、海底でスコップを…

高校三年生の春木は、恐ろしいほど優柔不断な性格だ。 なかなか進路を決められず、自分の未来を誰かに教えてほしいと願っていた。 ある日、春木は恐ろしいほど回りくどい性格の女の子、夏…

料理が下手な幼馴染のバレンタインチョコ作りを手伝う男の子の話。 「５分で読書」短編小説コンテスト「想いが通じる５分前（恋愛）」参加作品です。

僕は名古屋の高校に通っていたが、大阪の大学に進学し、その近辺で就職した。ある日の仕事帰り、終電に乗ると高校の同級生を見つけた。僕らはたまに終電で鉢合わせては、おしゃべりをするよう…

　早見美景の目は５分後の世界を映している。 　常に未来視している状態だが、視覚だけ時間がずれた状態は本人には不便この上ない。日常生活では視覚障害とほぼ同じだし、未来が見えると言っ…

銀髪の少女、白銀真希は大人しい普通の女の子。 赤髪に染めたどうみてもヤンキー女子、火野夏希は見た目通りやんちゃな女の子。 二人は出会った瞬間にビビッと来るものを感じた。 この感…

中学二年生の西沢夏芽は昼休みに思い切って吹奏楽部の三嶋先輩に告白する。そして玉砕した。放課後、河原でいじけていると、思いも寄らない友人がやってきて…… 恋の終わりと始まりと。青…

「5分で読書」短編小説コンテスト　「想いが通じる5分前」応募作品です。 『僕』は『彼女』に体育館裏に呼ばれて告白された。でも、僕が気になるのは転がっている死体のこと。彼女の提案…