「怪異 伝承」を含む小説

第7回カクヨムWeb小説コンテストホラー部門特別賞受賞しました。 改稿･改題の上、 2023年1月25日KADOKAWAメディアワークス文庫様より発売。 2024年3月25日より…

女子高生・五代礼はとある事件から対怪異部隊『黎明』の保護下に置かれる。彼らによって明かされる、彼女にかけられた呪い。それは地球の命運すらも左右する危険なものだった。星の光も、それ…

　第一次世界大戦直後の大日本帝国 　伝承学者を目指す青年 宮森 遼一（みやもり りょういち）は、大学を辞した後、秘密結社 九頭竜会（くずりゅうかい）に入会、人外達との邂逅を果た…

伝承・伝説で語られる存在と同じ姿・能力で人間を襲う化け物、怪異。 怪異を討伐する怪異ハンターのである一条零はとある依頼の後、二度目の人生の転換期を迎える。

男は鳥居の前で佇んでいた。 幽邃さをも飲み込んでしまうかのような 真夏の蝉時雨が慟哭として響き続いている。 林道に並ぶ蛙のそれさえ、 焼けるように背中にこびりついていた。 …

『検索ワード【イフリート】検索結果、ゼロ件』 青年が転生してきた令和の日本は、かつて暮らしていた前世の日本とは似て非なる世界である。 当たり前に語り継がれていたはずの文化や伝…

美麗な女の顔をした鳥だが、どれだけ探し求めても会うことができない。 そんな怪異『トリあえず』に魅了された主人公。 どうしても一目見たいという一心で何年も『トリあえず』を探し求め…

建築家とその若い恋人がおぞましい事件を解こうと奮闘します。それぞれの思惑と縁を持って集まった都会人と、村人との攻防の根底にあるものを突き止め、新たな事件を未然に防ぐことができるの…

物心ついた頃から人には見えない化け物が見えていた釘贄そなえは、ある日知り合いの教授から奇妙な伝承のある村を調査してほしいと頼まれる。

･･･そっと、来るモノ。 北へ北へ。 自由満喫。 フリーのライターを生業に 気ままな旅暮らしの主人公は ある時、ふいに思い立ち 北の果てへと向かって行った。 そして　巡り会っ…

もののけは、人のすぐ近くにいる。昔話や伝承で見聞きする妖怪たち。それらと人間との境界はとても曖昧で、時に人間のほうが残酷である。

京の都から離れた山々を旅する白装束の坊主。 彼の行く処には、怪異、妖怪、愛憎あり。 飄々とした白装束の坊主と、彼に背負われた不思議な葛籠。 ある山の麓の村に、目の無い蟋蟀(キリ…

　この世は常に視えぬ脅威に晒され続けている。 　人にあだなす怪異、あやかし、邪神の復活を目論む異能者達──それらと日夜戦い続ける者達がいた。 　皇紀二六六七年、日本皇国。大學の神…

　やっと自分の車が持てたのでドライブに行きたい！ 　バイト終了後、心霊スポットへ行くつもりだったのに霊感のある店長がやめるように言ってきた。 　ホラー好きはピンッときて、店長にな…

川越に伝承される川越城七不思議。それにまつわる怪異を封印する市役所の皆さんのお話。。

日出ずる国、日本には「蟲喰噺」と言う奇妙な解読不可能な書物が様々な地方にて発見される。この蟲喰噺は「水に濡れ、破れて読めなくなった物」、「焔に焦がれて読めなくなった物」、「こびり…

選ばれたのは運命か否か。 時計塔で笑むは狂気じみた魔人、告げられたルールはあたかも、地獄。閉じられた島の中、強要された殺戮。 月が沈むまでに生き残った者が勝者となる猟奇めいた檻の…

数年前、隣町と合併した旧黒羽村地域にて、ゴミ収集作業員の仕事をしている男がいた。 この地域にはカラスが非常多く、住民のゴミ出しマナーが悪い事もあって、何処のゴミ捨て場も生ゴミが散…

五年ぶりに故郷の河之辺町に戻った菜々美は、母親の顔をした河童に出会った。 河童は菜々美を川へ引きずり込もうとするが、謎の少女のお陰で命拾いする。 母親の顔をした河童は何者なのか…

　第一章　藁人形に五寸釘　完結 　第二章　構成を思案中 　祖母と二人で暮らしている悠季は、祖母が入院することをきっかけに、長年営んでいた古書店を閉めようとしていることに気づいて…