「帰ろう 夜」を含む小説

「これはドキドキする？」 21年間誰かを好きになったことがなかった両角梨紗が出会ったのは、バンドマンの鶴間奏だった。 クリスマスの夜、梨紗は路上ライブを行う奏の綺麗な歌声に足を…

※あらすじに妖怪と句の解説をつけております。 もしも現代に妖怪が暮らしていたら そんな情景を詠んだ二十句 人に馴染み人とあるのか 人から離れてしまうのか どちらにせよ人のある限…

この作品は「女装男子の僕と一生離れない彼」のアナザーストーリーになります。 「女装男子…」を読んでいなくても、支障が無いように作っていますので、お気軽に読んでいってくださいね〜 …

伊藤　明継と紅隆の恋心を通して、初恋の儚さを描いた物語。 　天都《てんと》と云う都会で、同居をしている伊藤　明継《いとう あきつぐ》と紅《こう》。 　二人とも男性であり、明継・…

　とある事情で陽の光が苦手なミラは、仕事が終わった夜のオフィスビルを清掃する仕事に就いていた。 　しかしある日の事、人手不足でほんのちょっぴりの残業をすることになった。本当ならば…

「お前、もうそろそろ真面目に勉強しないと進学出来ないぞ」 檜垣悠真は放課後の補習を受けていた。 ようやく補習が終わり夜遅くの学校から家に帰ろうとした時、 「あれは、なんだ?」 こ…

「ねえ、知ってる？最近流行りのこの噂。うちの学校の大鏡あるでしょ？夜にあれの目の前に立って手を置くと鏡の中に吸い込まれちゃうらしいよ」 鏑木舎人子(かぶらぎとねりこ)は普通を…

　ある日突然、仲の良かった同級生の由美から、避けられるようになった高校生男子の俺。なんで避けられるのか？　理由は何一つ思い当たらなかった。親友の力を借りつつ、由美の周りに探りを入…

　その夜、ペールは部屋を抜け出し、森に分け入った──信じられないくらいの寒さだった。容赦のない底冷えだった。身体の全部が凍り付いてしまって、体熱は夜の闇の中に消えていったようだっ…

自主企画「第２１回私の短歌で物語を綴って下さい」 淡雪様主催の自主企画に参加させて頂きました！ ------------引用元お題----------- お題８１『逢魔時』ー「…

世の中には、危ないことがあるんだよ？ 危ない人がいるんだよ？ でも、「嫌な人がいる」とはなかなか誰も言わなかった。 友達が言う。 「私の家の近くの交差点でいつもリュックサックを背…

真っすぐ帰宅するのが少し億劫になることなんて誰にでもある。 その日はそんな夜だった。 よくは知らない街の駅近くにあるバーだったが、静かなところで飲みたかったから、そのドアを開け…

※公募の為、最後まで書いてあります。ご注意ください。 第１章　 エデルの村に住む７歳のリアは、ある日転んだことをきっかけに、前世の記憶を思い出す。 前世では、風間響子（か…

「長官がずっと追い求めていた押し込み強盗の元締めが長次だったというのが、いちばんの驚きだったようです。しかも死ぬ間際に自白したそうで」 「死ぬ間際って？」 篠塚は目を見張った。 …

地方巡業とオカルト探索 ■主に人物（随時更新） ・早村聡瑠 　１５８／５３。仮リーダー。紫担当。ビジュアルその他全般担当。黒髪、清楚系。十八歳。休日は家から出ずにネットサーフ…

二次を入れれば、オンライン小説活動１３年。 初心に帰ろうと、再び読み企画をしました。 20万文字以下の完結作、30作の感想を書いていくつもりです。 企画の内容は下記。 http…

魔法が絶え、錬金術が進化して最先端技術となった世界。 成城学園魔法考古学科の三塚亜樹はある日、不思議な夢を見る。 その夢は、伝説の魔法使いエリィ・アルムクヴィストが仲間と共にモン…

私は、1日を終え電車に乗って帰ろうとしたときに車内である酔っ払いと出会い...

　中学生の亜里沙は、急激な環境の変化についていけず、家でも学校でも居心地の悪さを感じていた。 　ある日の夜。流星群を眺めながら、つと呟く。 　どこか遠くへ、誰もいない所に行き…

真中杏里はどこにでもいる普通のモブ系中学生。 ……のはずが！突然転校生の超絶イケメン、東宮蓮に手の甲にキスされて……！ 「ずっとお前を探していた。俺だけの聖女」 だなんて、わけわ…