「史書」を含む小説

頂点はただ一つ、それ以外は敗者。 史書には記されぬ戦い、生き様、物語。 その時代、その時、その瞬間、確かに彼らは生きていた。 何かのためにもがいていた。 これはその物語。 この物…

平安時代前期の公卿で初の関白である、 藤原基経の素顔と日常生活の悲喜交々を叙情詩風に描く、新感覚輪廻転生ラブロマンス*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:*･''･*:.｡. .｡.:*･…

｢六朝｣の史書を読んでいく上で感じた事、疑問点などを、テーマ毎に関連はありますが、基本的に一題(数回)完結方式で挙げていきます。気になるところだけでも見て頂ければ。 なお、｢六朝…

短編：「海月は虚を舞う」の少しあとの物語です 登場人物 　瀬名真昼：”私”。“史書室”にて記録係を勤めているカメラマン。 　加来　久：“史書室”の調査員。私の同僚。 関連作品…

筆者はフロイス日本史で８９章1569年7月12日までの記述をデータ化し、まとめている途中だが、黒人に関する記述は殆ど見ておらず、彼の黒人の説明は非常に疑わしく思われた。 　そこで…

いちどは中原を支配し、天下に王手をかけたかに思えた王、苻堅。しかしかれの王国は淝水の一敗により、瓦解した。淝水以後、北魏太武帝拓跋燾の即位までを追います。 ※ ゆるふわ中原戦記…

関ヶ原の戦いに破れ、京都六条河原で処刑のときを待つ石田治部少輔三成。 喉の乾きを覚え、白湯を求める三成に対し、警護の兵は白湯は無いが柿ならあるぞと勧めるも、三成は「柿は体に毒だか…

「冒険者の風俗調査」のため、迷宮を目指していた史書官は冒険者の一団に襲撃される。襲撃者を退けた史書官は調査のため、同行を希望。彼らの悪徳と結末を見届けた。

※この小説内の台詞は文語を主体としています。いわば「阿漕の浦・古語版」です。この方が雰囲気が出るし、往時をより偲べると思いましたもので。現代語版はのちほどまた掲載するかも知れませ…

宋周国の後宮で侍女として働く連華（レンカ）。連華はある日病気で倒れてしまう。その同時期に現代の地球の天才料理人が死に、どういう経緯か連華にその料理人の膨大な料理知識と人の食べたい…

三国志の諸葛亮(あざな孔明)。山での隠者生活はもう限界！お嫁さん候補を一目見るために家を飛び出しお船に乗ってどんぶらこ。ちびっ子海賊とのバトルが始まります。飛ばせ羽扇、突きだせ冠…

「死んでも死に切れん！」 史書『三國志』の著者・陳寿が あの世で悪魔に魂を売ってまで やりたかったことは 「三國演義」を書くことだった！？ 〜気分転換向け〜 根拠も何もない 何…

「京師（けいし）」とは、皇帝の住む都の意。帝都の裏側に伝わる、人と妖魔の物語。 架空の「京都」、架空の「昭和」。かつて一千年以上も日本有数の「霊都」として栄えた街を舞台に起きる…

「波間丿乀斎」が公開している作品に関する史書の記述を紹介するものです。訓読文は厨二です。即ち、訓読文はロマンです。

愚作「てるの鏡」の参考文献、「鎌倉北条九代記」の「和田合戦」部分です。 句読点を打ち、ルビを振って、改行を入れただけで、現代語訳はしていません。

※百合 平安時代、中宮に仕える藤式部は、同じ局の女房が夜も更けたというのに戻ってこないことに気を揉んでいた。雪が降り出し寒い夜の、紅く染まった彼女の頬と、私――藤式部の話。 歴…

中国歴代王朝の歴史は一面に於いて、北辺蛮族との戦いの歴史である。 景帝十三年、漢土を侵した蛮族を征伐に向かった漢人の軍は敗れ、敵地に孤立した城市に籠城を余儀なくされた。 都の廷臣…

父の仇（あだ）に許された 舞台は紀元前630年頃。現在の山西省に晋という国があった。いわゆる春秋時代の大国である。 逆臣を父にもつ郤缺（げきけつ）は野に隠れていたが見つかり、文…

東ノーストリフを舞台に繰り広げられる皇鳴民間警備。昔から国を守ったとされる豪族の名を継ぐ者たちの伝説。丘野清美は豪族の子孫ではないが丘野の名を継いでおり特殊な能力を持っている。こ…

【序章あらすじ】 　東の果てにあるアルテア王国の若き財務大臣トワメルは干魃による税収難を補うため王国の東にあるポロニウム地方の徴税を主張するも朝議の席において不可解な理由で却下さ…