「剣劇」を含む小説

仮想戦国世界。 近年勢力急拡大する大名・尾形紫月（おがた・しづき）には三人の寵臣がいる。 領内一の剣豪にして、半農半兵の者たちへの軍事訓練で領内の郷（さと）を巡る樹（たつき）。…

「アルファポリス」と「小説家になろう」にも投稿しています。

　雨上がりの日、公女の輿入れを祝う人混みのなかで、傭兵カスティリナは少女と落ち合う。その少女アヴィアを、公女が輿入れする先のアンマギールまで護衛して行くのがカスティリナの仕事だっ…

暉暦の二五〇〇年。文明開化の瓦斯燈は、澱と吐泥の影を産む。昼行燈は夜を行く、姿と名すら知られぬ儘に―― 大正浪漫風の異世界「旭暉帝國」を舞台に、主人公である貴族のぐうたら三男坊…

江戸・吉原で起こった事件のけりをつける為に、東海道を元太夫の時雨が西に向かいに旅をする物語です。

江戸吉原の近くにある骨董屋　鬼灯。 ある日訪れた親子に商品を手引きしたことから事件に巻き込まれ(首を突っ込んで)てゆく物語。 ※この物語はフィクションであり、実在の人物・団体・…

魔法が人々の生活を支え、魔法使いが持て囃される世界。 魔法の才能に恵まれなくても、生きてはいけるが冒険者としては大成できない。 特に前衛職の盾役・攻撃役は魔法使いの「オマケ」でし…

時雨太夫の外伝になります。もしよろしければお読みいただけると幸いです。 人によれば若干不快な表現が御座います。

外宇宙の異形共に地上の殆どを奪われて数百年後、数少ない人類の拠点の一つである、とある極東地域の終末未来都市『龍劫禍街』。 吸血鬼狩りを生業としながら、自らも『血酔の呪い』を宿し…

剣劇等の短編作を一つの作品としたものです。ひとつひとつの物語は繋がっておらず、まったく別の出来事です。

女人を穢れから救うため、義父さまは時代と戦ったのです―― 菜澄藩の郷士・望月鞘音は、姪の若葉との生活を少しでも楽にしようと、傷の治療に使う〈サヤネ紙〉を作っていたが、幼馴染の紙…

ここは神の大地『カレグリン大陸』。 この大陸では、3つの大国存在し、その中でも最大勢力のヴェルヌス帝国が大陸の覇権を握ってからの200年間、膨らみ切った領土の統治に失敗し、内乱が…

廃刀令がなく、侍の刀文化そのままに進歩した日ノ本。 帯刀するには資格が必要である！ そしてその資格を得るため、少年少女たちは紋刀学苑で勉学に励む。 紋刀とは、日ノ本で独自に発達し…

時は江戸の世。 火付け盗賊改方の副頭、”鬼の重兵衛”こと齋藤重兵衛影竜（さいとうじゅうべえかげたつ）と居合の達人で"風切りの奏太郎"こと小川奏太朗光仲（おがわそうたろうみつなか）…

空を覆い尽くし、太陽を封じ、星を支配した黒蛇ジャジャ。彼奴を斬るために立ち上がるは元服を迎えたばかりの剣宮辰也と喋る刀。悪徳が蔓延する世を旅する中、現れる刺客たちや蛇を斬る。和風…

木枯らしが吹く江戸の夜、両国橋の袂で兄は弟に手をかけた。 生き別れの弟との再会に兄は何を恐れたのか。 悲しきさだめの兄弟の謎に、浪人、釼一郎が挑む。 町人文化が花開いた江戸、文…

江戸の闇夜を彷徨う夜鷹が殺された。 無惨に切り刻まれたその姿に江戸の人々は恐怖し、かまいたちの仕業だと噂する。 浪人、明五郎は一流の剣の腕がありながら不遇の日々を送っていたが、夜…

「武芸者とは不自由で不便な生業だ。道を知っているはずなのに、いつのまにか見失う。その地にたどり着いたものがどれだけあるのか、たどり着けたのかは誰も知らない」こんな風に誰かが語った…

町人文化が花開いた江戸、文化年間を舞台に、剣客がしのぎを削って対決する剣劇小説です。 東海道五十三次の難所の一つ、権太坂の茶店で、一杯の蕎麦代が払えず腹を切ろうとする明五郎を助け…

【要約するとこんな話】主人公の女の子が兄の仇と果し合いをする。勝って剣の師匠と結婚した。魔剣とは個人の才覚と身体に極端に依存しただけの尋常の剣である。【魔剣行・終】