「人間妖怪」を含む小説

黒川ツバメは、空想癖のある女子中学生。ある雨の日、町で一番大きな河に落ちたツバメは、川底で巨大な白い龍と出会う。 カンダチと名乗った白い龍が、ツバメに言うことは「俺の大事な玉が…

【前世は妖！記憶も身に覚えもない！キャラが濃い仲間と一緒に、どうなる？俺！！】 　俺は常識人かつ現実主義(自称)な高校生なのに、前世が妖怪の「鬼」らしい！？ 　だがもちろん前世…

「出口のない迷宮に囚われたとき、あなたはどうしますか？」 冷たく無機質なこの街で、ゲームデザイナーの暗川游人は、終わりのない単調な日々に囚われていた。しかし、ある日、彼の現実が音…

…この世には「五神」と呼ばれる方角を守護し司る霊獣が存在する。「五神」とは東の「青龍」、南の「朱雀」、西の「白虎」、北の「玄武」、そして四神の王であり中央を司る「黄龍」である。 …

冨山 幸太（とみやま こうた）は、現在独身、田舎の安アパートに独り住いで広告会社に勤めるいちサラリーマン。 金曜日、仕事終わりに会社の同僚と居酒屋に飲みに言って泥酔したまま 帰…

陰陽師になった鷹さん お隣さんがまた強烈な方と判明して　主役級となります 社会派から入りますが また基本は他人事の人間＆妖怪＆神仏の模様となっていきます 年は　鷹さんのひとつ下…

　横浜のとある町のとある学校には、一人の変人高校生、津島三七十がいた。 　一年生の文化祭時、津島が空き教室で惰眠を貪っていると、そこに一体の妖怪が入り込んでくる。 　彼女の名…

　魍魎である清流（せいりゅう）にはある日課があった。それは、夜明け前に人里に下りて、一人の人間の女性に会いに行くこと。 　女性はいつも蔵に閉じ込められていた。 　外にほとんど出た…

和風異世界ファンタジーの世界に転生された主人公ビャクは、霊力0で退魔師にもなれなかった落ちこぼれ。使い魔召喚にも失敗し、ここから秘められた才能を発揮し成り上がりルート爆走かと思い…

　皆さんお気づきのことと思いますが念のために。 　その通り、主人公の名前は「もとみ」ですがタイトルの読みは「きゅうびのきつね」です。 　那須の有名な観光地、殺生石をご存じと思いま…

バレンタインに、互いに手作りチョコを送り合った、志保と木葉。 それから一ヶ月後。ホワイトデーを前にして、志保は悩んでいた。 木葉の作ったチョコの方が美味しかったし、今回も多分…

商業で成り立つ〝卯月の町〟。 高値の物を買う富豪が暮らす〝皐月の町〟。 2つの町は隣接していたが、境目に大きな竹林があった。 竹林には〝竹の怪〟と呼ばれる者がいた。 竹の怪に…

ぼくの作品『警部補の男と赤子喰らいの女』の第一話、『骨を吐く』をボイスドラマ用の台本に書き起こしました。 また、今回台本に書き起こすにあたり、 登場人物の一人、『野村誠』の人生を…

バレンタインに、彼氏チョコを渡すかどう悩む志保。 彼氏彼女なのだから、渡して当然。そう言えたらいいんだけど、ツンデレを発揮してなかなか踏ん切りのつかない志保だった。 【人間×…

時代は令和。 人に信じられることで現世に留まる妖怪たちは、その力を大きく失っていた。 そんな彼らを元気にすべく、７年ぶりに隈本県は五樹村へと帰ってきた水木夏彦（通称：ナツ）。 …

その迷い、気から心からそれともあやかしから……？ 自分の心を覗くのが怖い時には、小間物屋てりふりの敷居をまたいでみませんか 主な登場人物 翠埜　真乎（みどりの　まそこ） 世間…

新装京都競馬場のイベント。着ぐるみの女が階段から落ちて死んだ。 その死に疑問を持った女子大の競馬サークルの後輩たち。 なぜか、顧問の講師に次々と降りかかるわけの分からない出来事。…

参考文献 朝里樹　監修　寺西政洋　佐々木剛一　佐藤卓　戦狐　著『日本怪異妖怪事典　東北』笠間書院 ―――― 藤井佯さん主宰の『鳩のおとむらい　鳩ほがらかアンソロジー』に寄稿させて…