妖怪という生き物(生き物?)もやはり時代に合わせて変化します。
当たり前のようにスマホを使いこなしますし、国民的行事とも呼ぶべきチョコの祭典、バレンタインだってチェック済みです。この調子だと恐らくヤマザキ春のパ〇祭りも通過してるでしょうね。彼らの住処にもきっとあの白いお皿があるはずです。
いや、そんなことはどうでも良いのです。
時はバレンタイン。
女の子がチョコに気持ちを乗せて男の子へ――なんていうのはもう古いのです。いまの時代は男の子の方から渡したって良いし、同性同士だって何のもんだいもありません。ということは当然、妖怪から人間に、人間から妖怪に渡したってOK!
本作のヒロインである志保ちゃんはとてもツンデレな女の子。そのお相手である木葉君は白い烏の妖怪です。まぁ彼氏彼女の関係なんだし、チョコを渡すのはまぁ良いとしても、ツンデレが災いしてなかなか踏ん切りがつきません。
ですが、なんやかんやでストーリーは進みます。いざバレンタイン!と相成るのです。
が!
果たして志保ちゃんは無事にチョコを渡せるのでしょうか?!