概要
盗まれた玉を取り戻せ。見つかるまで、お前に取り憑いてやるからな!
黒川ツバメは、空想癖のある女子中学生。ある雨の日、町で一番大きな河に落ちたツバメは、川底で巨大な白い龍と出会う。
カンダチと名乗った白い龍が、ツバメに言うことは「俺の大事な玉が、何者かに盗まれた。盗人を探し、玉を取り戻すために、お前に取り憑かせてもらうことにした」とのことだが……
※本作は、カクヨムコンテスト10【短編】参加用に序章部分のみ投稿したものです。
※本作の続きは、現在ひっそりと執筆中です。よければ、お付き合い頂けると幸いです。https://kakuyomu.jp/works/16818093094619238181
カンダチと名乗った白い龍が、ツバメに言うことは「俺の大事な玉が、何者かに盗まれた。盗人を探し、玉を取り戻すために、お前に取り憑かせてもらうことにした」とのことだが……
※本作は、カクヨムコンテスト10【短編】参加用に序章部分のみ投稿したものです。
※本作の続きは、現在ひっそりと執筆中です。よければ、お付き合い頂けると幸いです。https://kakuyomu.jp/works/16818093094619238181
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!解像度高い物語冒頭。台詞に頼らずとも伝わる、人ならざる者の存在感と威容
長編冒頭を切り出した感じの作品で、本作単体では、話が始まったところまでで終わっています。
ただ、その冒頭の解像度が高い。
本作で描かれているのは主人公と龍との出会いまでですが、龍が人化した際のこの世ならざる雰囲気や、本来の姿を現した時の威容などが、地の文の描写で克明に伝わってきます。
主人公の心情や行動も、細やかかつ読みやすく描き出されており、作中世界に浸れます。
と、ここまで地の文についてばかり言及してきましたが、台詞もしっかり生き生きしています。
(若干想像力が豊かすぎる以外は)普通の中学生である主人公と、若干大仰な喋りをする龍の掛け合いもまた楽しいです。
物語冒頭として、確かな世…続きを読む