センスが昭和の鷹さん 陰陽師になったら お隣さんが強烈な方と判明

栗原慎一

第1話 それでも帯同者は飽きる 間違いなく飽きる

鷹さん 16Xを積んだFDは結局バスタブからのボディ開発となり

予追加算ダーダー 形は元のドライカーボンの外装でFDとなってはいるけど状態

ドライカーボン+チタン+高強度ステンレスのラダーとなって組み上がり

シルバーストーンでのチェックだけでは済まず 追加の走り込みが必要となり

これも追加予算ダーダーなのだけど 陰陽師となって莫大な稼ぎと資産がある


ポール・リカール・サーキットを三週間専有するのも楽勝の予算規模

設計マネジメント会社も 予算さえ付けば何でもやる兵

ミストラルのシケインも取っ払って昭和のミストラルを再現するとか

やりたい放題をして高速域も 追い込んで仕上げていく


後ろも空いてたから一週間追加をお願いする設計マネジメント会社

サーキット側も金払いはいいので諾 マーシャルも地元の人が来てくれている

ポール・リカール・サーキットにて セットアップとタイムアタックと

最高速アタック と どんどん走らせる


鷹さん ヘロヘロになって 帰国していくと9月末になっていた


この間 弟橘姫を放置なのだが

弟橘姫 ピットとかピットウオールがお気に入りになっていた 

特にピットウオール 全開の加速でシフトアップしながら抜けていくFD

シフトアップとドップラー効果で音が変わる 眼の前で変わる音


ミストラル側も聞きに行く弟橘姫 でも吹けきっての音 

「それはそれで ドップラー効果で良い音なですが ホームの音がいいです」と

シフトアップしながらの全開加速中のFDの音が良いと ピットウオールに陣取る


そもそも16X エキゾースト系を10種類くらい持ち込んでトライしてて

弟橘姫の「この音がいいです」の一言でトルクや吹けとは関係なく

エキゾーストが選ばれていたりしていた


設計マネジメント会社は、生田さんも及ばないマネジメント能力を発揮

弟橘姫が飽きてきたら 英でも仏でも

そこらじゅうを案内するツアコンと護衛の外人部隊1個小隊を用意しいて

防弾のナビゲーターの10台の車列で案内していく という荒業をカマス


また、ツアコンが有能で コレを見せて此の反応 きっちり読み切って

次を案内していったらしいので 弟橘姫は全然飽きない


エキゾースト系の交換の度にポール・リカール・サーキットの

ピットウオールに陣取り 音を聞いて 観光に行くを繰り返す


現地に着てた 設計マネジメント会社の松岡さん曰く

「弟橘姫さんは エキゾーストの音に惚れてくれてサーキットに居てくれた

 マシな方です それでも帯同者は飽きる 間違いなく飽きる

 そんなのあったり前でしょ ツアコンと護衛は用意しますよ」


簡単にいい切ってきた

鷹さん もう松岡さんに 特別某ナスの支給を決める

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