「人外と人間 短編」を含む小説

黒川ツバメは、空想癖のある女子中学生。ある雨の日、町で一番大きな河に落ちたツバメは、川底で巨大な白い龍と出会う。 カンダチと名乗った白い龍が、ツバメに言うことは「俺の大事な玉が…

夏休みが終わると、先生が人間をやめていた――。 ひょんなことから突然、植物人間となった生物部顧問の女性教師三上は、変化した自分の身体の観察を生物部唯一の部員である八代に頼み込む…

人間の中には、すでに当たり前のように暮らしている者たちがいる。 案外かんたんなのかもしれない。 人間として生きるのは。

塔のてっぺんに住む目の見えない無垢な少女は、毎日お世話してくれるお父さまが大好き。お食事はいつもお父さまのお膝でいただきます。 そんなある日、お父さまが「噛みなさい」と自らの首筋…

ホラー映画が好きな俺とホラー映画を真剣に見る俺を見るのが好きな友人の楽しい時間の過ごし方。 児童書レベルの簡単な描写あり。 ※Misskey.ioのユーザーによる企画「#ノート小…

　おならをよくする尾道鳴人は、ある日おならの精に選ばれてオナラーマンとなる！ 　正義のためにおならの国の科学力を使うのをよく思わない、おならの国を抜け出した王女、屁祖に従う敵の屁…

『吸血鬼リサ』シリーズ第一作、続きは↓こちら。 https://kakuyomu.jp/users/tsubasa-485/collections/168180930816295…

——こんな悲惨な日々は一生続くのだろうと、あの日、あの人と出会うまでそう思ってた。 男として生まれた悲劇の女海妖（男）が女海妖（セイレーン）の歌声に魅惑されなかった絶望女子と恋…

高校生の愛穂（まなほ）が自動販売機で買った水には、不思議な青年が閉じ込められていた。 曰く地下水の中で昼寝をしていたら、汲み上げられてしまったと。 水から出てきた彼から、助けてく…

　禁止されている魔導具、魔法薬を管理し新たなものを開発する国際研究機関、魔塔。 　そこで五年も見習い魔具士として燻っていたターミガンだったが、ある日魔塔に雷が落ちた。 　その雷が…

ボクのお母さんは『あやかし』 いつもとちがう気持ちでいっぱいになるとキツネのお耳としっぽが出ちゃうボクは、人間のお父さんが作ってくれるおくすりを毎日飲んでいるんだけど……🦊

地球に突然出現した、変幻自在に変身することができる種族である「不定形族」。そんな不定形族の天秤アイと付き合う人間の涼子は、ある時から「今のアイは本当に今までのアイと同一人物なのか…

報連相ができる完璧超人であるという理想を抱いて異星人と付き合ったけど、現実はただのクズ野郎でめちゃくちゃ失望して、もう別れてしまおうかと迷う女の話です。

人外が人間社会に進出した世界の話。 〈ヤマアラシ症候群〉を治療する鬼女の話。 彼女は人外専門医。同僚は化け猫と多椀族の混ざりもの。病院にやってくるのは数多の悩みを抱えた患者たち…

その男は神か悪魔か。はたまた、希望か絶望か。 神であれ悪魔であれ、男は【あるもの】と引き換えに願いを叶える。 だが、決して願わないことを願おう。 純粋な子供の夢も、罪深き若者の…

人間の男の家には、ある時から死神の女が住み着いていた。その死神はたまに庭の芝刈りをしてくれる点では良い神であったが、しかしニートであった。その死神はずっと男の家にいるばかりで死神…

概念ショタの獣系人外×死に損ない人間の食道楽伝奇ホラーの連作短編です

ある日、天使は付き合っていた人間のメンヘラ女から一通の手紙を受け取る。その手紙には、彼女が悪魔と不倫をする「契約」を結んで、死ぬことになった旨とその経緯が書かれていた。 「今…

ある日の夕方、男は砂浜に打ち上げられている美しい人魚を見つける。その人魚がイカの塩辛を求めてきたので与えると、そのお礼として「魔法」をかけられてしまう。 その日の翌朝に男が目を…