「腕だけ」を含む小説

繁華街の真ん中に、少し小さな扉のBARがある。曰く、1人の老人が切り盛りしているらしく、悩める人々がそこの酒を飲むと、気付けば解決しているそう。ただし、その老人に一癖あるらしく……

朝起きると..... 「両腕がない？！」 両腕と代償に、手に入れた、カムイと名乗る生物とともに、世界を救う旅へ！

北東北の小藩、磐華藩の第六男の由良之丞は、剣の腕もたつ美男子。吉原では女形に扮して遊ぶが、女と見間違えるほどの美しさだった。その由良之丞が親友の東馬藩主を助けるために、美女に変身…

俺は今、病院にいる。通院ではなく入院だ。それも死亡率の高い大病になったわけじゃないし、珍しい奇病になったわけでもない。とうとう気が狂って精神科?やかましいわ。心療内科でも神経科で…

その腕の、白い包帯は。 きっと君の傷口を守るためのものだ。 私にはその傷は見えないけれど、 君を通して、その傷の様子がわかる様になればいい。 君のほんとのところを全…

短編です。 10000文字以下です（５話に分けています）。

クリスマスプレゼントをめぐる、小さな恋の物語。

雨に浮かぶ、梅雨の東京。「私」の探偵事務所に、雨に濡れたある女がやってくる。彼女は有名な映画女優、藍原早麻理だった。彼女はストーカーに腕をアイスピックで刺されるという被害にあった…

山本正純さま自主企画「登場人物にインタビューしてみた！」参加作。 読者置き去りでワケわからないとよく言われる駄作ジュブナイルＳＦ「パステルプラネット３３」に出演した役者さんたち…

　兄は天才で、俺は凡才だった。幼い頃から幾度となく心を折られ、ついに、俺は上を向くことを止めてしまった…… 　ある日、俺はWRBというゲームの世界大会で優勝した。喜んで家へ帰る…

「 肝心要の最後の何行かが抜けている 世の中の不思議な話なんてだいたいそんなものさ 」 男はそう言った。

小さな街の職人通りに腕のいい人形職人のおじいさんが居ました。突然届く孫の訃報を境に生きる気力を亡くしたおじいさんは亡き孫の墓の前で小さな悪魔と出くわします。 《登場人物》 ・…

ラノベさえ読めればそれでいい―― そんなこじらせた少年が、ひょんなことから手にした能力《テレポート》。それは指定した空間に物体を送り込む能力であり。言い換えるなら、あらゆる物体…

精神疾患、統合失調症を発症して12年。強迫性障害を発症して10年。 たまに幻聴と幻覚に怯え、自生思考に翻弄され、そして強迫行為にも手を染める。そんな毎日を送る、30歳女性の生活エ…

　新宿三丁目。都会の騒然とした街の路地裏に、ある一つの死体が発見される。 　 　それは、目を取られ、鼻と唇をそがれ、歯を抜かれ腕をもがれ、胸部に穴を開けられた女性の死体だった。 …

ええ、物置で腕時計を見つけたんですよ……。 怖いな~怖いな～ってつけてみたんです。 それでスイッチを入れたら。 記憶が消えたんですねぇ～、怖いですねぇ～～ ↓前回の投稿↓ …

この両眼は役に立たない。この両手や両腕がそうであるように。

恋愛(ミステリーチック) ✽　　✽　　✽ あなたに触れられたい。 あなたに壊されたい。 あなたに食されたい。 あなたに侵されたい。 熱く滾った感情を向けられてこの上ない…

昔、むかし、あるところに。一匹の化け物がおりました。 石でおおわれた狭い場所にいた化け物が出会ったのは、銀色の体毛に、緑の目をした、腕が二つに、足が二つの、ひょろくて小さな生き物…

　インドアサバゲ―、いわゆる室内サバイバルゲーム。 　軍畑志麻の誘いにより、古里有真と五木虎太郎はその道へと入り込む。 　そこに待つのは普通の日常にないスリル。 　様々なプレイヤ…