「遠く」を含む小説

届かない恋をしている私。今日も病室で、この想いを詩にする。 決して届くことはない想いでも、せめて遠くにとばしたい。

手紙が書かれなくなった、遠くない未来。 見知らぬあなたへ、手紙を書いてみる。 ――――― KAC4参加作品。 カクヨム様、三周年おめでとうございます。 ※前作読み切り「あな…

瞬間移動できるようになったばかりの男が、瞬間移動が得意な女とデートをすることになる。駅での待ち合わせの時点でマイペースさを見せる女に、男は必死でついていく。瞬間移動能力者同士は、…

カクヨム3周年記念選手権第3弾「シチュエーションラブコメ」参加作品です！ 高校卒業後、東京でアイドルになった幼馴染と、札幌で浪人生として勉強する僕。 ライブ配信を見ていても彼女…

春の森の中。 フクロウの福子は、今日も眠気と戦いながら彼を待つ。 彼は、毎日の昼になると、森へやってくる。そして、私に美味しい餌をくれる。 私は彼が大好きだった。 彼とずっと一緒…

　近くて遠いは田舎の道、遠くて近いは男女の仲、というけれど。 　雪深い田舎の道を、僕は幼馴染……といっていいのか分からない彼女と歩く。 　今の僕たちはライバルだった。 　大学受験…

忘れられたくないから、彼女の記憶に残る事をしよう。（※重複投稿しています）

高嶺の華と言われている学園のアイドル河合可憐様にある日彼氏が出来た。ただのクラスメイトCでしいかない俺だが、可憐様が友達と彼氏についておしゃべりしているところを偶然聞いてしまった…

今年の冬、実家のある秋田県に帰ってきました。 思ったことを詩に変換しています。 日記、覚え書ではなく、詩です。

トンネルの出口を振り返る。そこは暗闇だ。もう、随分と離れて遠くなった。 これは一種のサルベージである。 数年前の自分へ。いよいよ、暗闇を葬ろう。

お互い気付かないふりをすることが重要。 だけどそれを、遠くで鳴る雷が･･･

元軍人と少年の旅路を描いた長編小説。 退役した青年が帰郷後に目にしたのは、ゲリラの襲撃によって無残に焼け落ちた村と、その中でただ一人生き残った少年の姿だった。一方その頃、遠く離…

マリアンヌ・シャルマーニュ。14歳。快速帆船インフィニティ号のオーナー兼提督。交易で細々と稼ぐ駆け出し船乗りだが、目標は世界を股にかける、世界一の航海者。 母港ティシュリの酒場か…

2010,2019.

僕はあの日、高校受験が終わり全寮制高校・大学が受けられる所に春から通うと思っていた。その次の日、合格発表があったので行ったら合格表に合格番号が書かれていた。「0842」と記載され…

平成も終わりを告げようとしている今、昭和はさらに遠くなっていきます。 若い人たちには当時の暮らしに興味を持ってもらい、そうでない方には懐かしんでもらえたらと思います。

老いを克服し、不老長寿を実現した人類。広がる格差、増え続ける人口。そしてヒトは新天地を求め――

私立探偵の車六啓は、同じく助手の和戸尊と共に、奇妙な宗教団体『ラッシュ』の本部へと赴いていた。 超常能力を持つという教祖キサラギは、彼等を不敵に迎える。 そして実際に、空中で目…

さぁ、未だ嘗てない程の駄作をその目に焼き付けろ！ ーーーーー ある夏の猛暑の日。 いつものように学校で友達とラノベの話をしながら過ごしていた市原海斗はドアが開かない事に気付…

中学校で仲の良いトウゴくん。 いつも私は一番に、トウゴくんの描いた漫画を見せてもらう。私の反応が嬉しいと言ってくれた。そして、トウゴくんはあることがキッカケでいつしか人気者になっ…