「糧」を含む小説

拙作『キミのセカイ』の続編のようなものです。 様々な可能性を秘めた子供達が、のびのびと自分の世界を広げていけますように。

「ようこそ、最果ての園庭へ。君で――1万7217人目の到達者だ」 ごおんという鐘の音が響き、どこまでも真っ白な空間の中、目の前には執務机についたどこか聖職者を思わせるような服装の…

雑談部。それは人生のありがちな疑問について雑談する部活動。人生に劇的な変化はもたらさないが、1ランク上のスキルアップができる場所。 雑談部は学校から認められた部活動。雑だったり、…

夜の七時、学校の教室ですすり泣く声が聞こえてくる。その泣き声に思い当たることがある田原先生は扉を開けてーー？

　魔族がひしめき合う暗黒時代。 　強大な力を持つ魔王達の脅威に晒されながらも、人間達は助け合い、細々と生きていた。 　そんな人々が暮らす町に突如として生えた〝丸い岩〟。 　その岩…

なんてゆーか大迷惑なんですよね。なんなんでしょうね？　この状況は……あ、私は２４ｈ営業のコンビニほわほわに勤務している角川九十九って、２４歳の冴えない喪女です。創造を糧に生きてい…

高嶺の花と噂の絶世の美女が僕に恋⁉️ 愛すべきヘタレの僕の一生懸命なラブコメディ！ 初めての試みとして、製作途中で掲載していくという「連載」の形をとっています。 実は「深い海に…

　天界に住む勝利の女神・ウィーナは、下界の民に勝利と敗北を振り分けることにより、世の中を調和へ導く役目を持っていた。 　しかし、ある時、下界に魔界を統べる握力大魔王が侵攻してきた…

とある国のとある街、そこには気配がまるで幽霊のような、存在が希薄な少年がいた。 誰にも気付かれず、誰にも見られることはない。 日々の糧を探し求めてただ街中を歩く。 そんな中少年は…

戯言を吐く、調理する(？)、呑む。 食いたいものを喰い、飲みたいものを呑み、誰かの糧になるかもしれない薀蓄をつらつら書き連ねる。 出会った方々に口福がありますように。

生きていくうえで忘れることのできない出来事がある。それに足を取られるのも、前を向く力に変えるのも、肯定して生きていくのも、自分の「こころ」次第。 ーそして、物語は終わった。…

約二十年もの間引き籠もりをし続けた谷村太一は、萌え――つまりオタク文化をこよなく愛し、人生の生きる糧としていた。そんな太一はある日、夢に見ていた異世界に転移される。しかしその異世…

ロモコ・リン・アイゼンは生まれた時から前世の記憶があった。それは中世を舞台にした恋愛ファンタジー漫画に出てくる推しの一人、麗しの赤い貴公子セイ・ラン・カルブンクルスと、もう一人の…

　ネット小説家のTwitterアカウントを見ていると、非常によく見かける愚痴あるいは嘆きが 「作品を読んでもらえない」 「感想がつかない」 　といったもの。 　自分には小説書…

彼は『絵』を描くことが好きだった。だが、現実は厳しい。彼に理解できないモノばかりが、評価される。 認められない彼の作品。ほんの少しの成功例にしがみつき、生きる糧にしていたのだが……

喫茶店『Doe』。 珈琲とカタラーナ、セットで八百円。 俺はジョン──今はグレイと呼ばれている。 ここの主は、人間じゃない。 そんな短編。

主人公は、路面電車の運転士の仕事をしていた。 それは彼にとっては、ただ日々の糧を得るための仕事にすぎなかった。 だけど、そんな彼の繰り返すだけの日常が、二組の観光客と出会ったこ…

　「ふぁっきゅー」と叫ぶ美少女に、ねこみみを付けたおじさんに出会ってから、双見航の人生はVtuberにどっぷりだ。毎日必ず誰かの配信を見ている。けど……どのVtuberも半分ぐら…

ブラック企業が蔓延る現代。 残業多めで給料少な目な企業に勤める一人の男が過労死で亡くなる。 名前は「折戸 真」（おりと しん）。 死後、自分と同じような男女が集められたオフィ…

その昔、神々は人間と同じ世界に存在した。 人と戯れ、笑い、共に生きていた。 苦難があれど神々は人々を救う。 幸福に満ちた人々の祈りは神々の糧となり、また救いは訪れる。 神…