「＃思い出 ＃別れ」を含む小説

お題「思い出の始まり」で書いた2000字のショートです。 合わせすぎた結果、二人で過ごした時間はいつの間にか思い出に変わっていて。

11才の頃、心の支えになってくれた隣室の青年。それ以降別れたきりになってしまったが、彼との思い出を糧に日々を生きる少女、晶。 数年ぶりに戻った故郷の街。過去の罪、今後の生き方、彼…

キツネのコンタローとタヌキのポンキチは、棲みかだった里山が伐り開かれて自然エネルギー発電所に変えられるまで、まるで兄弟のように仲良しだった。 自然エネルギー発電所と化した元棲み…

男子高校生の美鶴の家に訪れたのは1人の美しい女性だった。彼女はこう言う。「私はあなたの未来の嫁です」と。そこから始まる夏の思い出と別れ。 現在と未来の捻れが引き起こすラブファンタ…

汐里は32歳。4年付き合った彼と、別れたばかり。その上不治の病に侵されていた。高校の頃からの思い出を心の中でなぞっていく。 自分で壊してしまった宝物のような居場所へ、今帰りたいと…

彼女にとっても、俺にとっても、すごく大切だった時間だった。 そしてとある理由で別れてしまう二人。 思い出せない人と会いたがる人、昔のことを胸に抱いて再び恋をしようとした。 「…

私は、ずっとあの日から彼を待っている。 いつになったら、迎えに来てくれるかわからない彼を…。 ずっと… ずっと…　 私、若宮夏子(わかみやなつこ)は、一番の理解者の秋静樹…

（note）文芸雑誌『白百合』創刊号にも掲載。 https://note.com/syusui_221b/n/n055d5deda208

30歳を超えたある日。 久しぶりに自宅に帰省すると、親から結婚の話を出されてうんざり。 気晴らしに近所を散策していると、神社から仲の良い幸せそうな家族を目にする。 何気なく見た家…

2人だけの思い出が詰まったこのワンルーム 手放せずにいる、わがままと弱さとやさしさと煙草

傷ついた青年は、辿り着いた場所で少女に出会う。 始まる奇妙な共同生活、思い出を辿る旅路を重ねて、癒しと許しを互いの心で感じ合う。 出会いと別れ、生きる事を知る物語。

記憶を立体映像として保存できるようになった近未来。 公園のベンチに座り佇む男。 彼はARグラスをかけ、彼の見てきた思い出を、いろんな場所に投影し、巡る。 今日、その思い出たちに…

伊藤楓は彼氏の啓太と５年目の記念日、啓太にメールで別れを告げられる。 急いで啓太のマンションに向かうとそこには…。 ありきたりな展開だけどそうじゃない恋愛がここにはある。

　毎年四月になると、穂波(ほなみ)は昔にあった不思議な少年、悟(さとる)との激動の一月を思い出す。それは今年も例外でなく……

君と高校野球。夢も希望も詰まったその世界を君が教えてくれた。

　ボクッ娘になる前の千佳が、出会った少女。一緒に過ごした楽しい思い出のはずだったのだけれど、紐解かれた記憶は涙を誘うの……

高校卒業。 三年間、誰とも何もなかった。 それだけの話。 周りは泣いたり笑ったりして、卒業後も遊ぼうね。なんて。 一緒に思い出話に花を咲かせたり、将来の夢を語ったり。 皆、誰か…

カザミド冒険団。それは半端な者たちの集団。 そこにかつて所属していた整然商人シンバは、思い出を語る。

どうしようもなく好きすぎたあるAppleのノートパソコンとの、出会いから別れまでの話をエッセイにしました。

はじめましてのはずなのに、不思議と安心する人。 田丸絹子さんはヘルパーの山科さんと桜が満開、春の公園で花見をしています。 すると、ハット帽子を被った何とも紳士的な老人が、 「こん…