「ひと」を含む小説

巻之二に入り、義経たちが高校生という設定は変えてないのですが、すでに学園ものじゃないです。こう見えてガチで歴史書勉強しながら書いていて、「源氏＝ウェイ系、平家＝パリピ」設定もかな…

恒樹はある日、異星人の旅行者をホストとして迎えることになる。九洞と名乗るその“ひと”は三年前に消えた後輩と同じ姿だった。＊綺想編纂館（朧）様（@Fictionarys ）による企…

夏休みが終わりに近づいたある日の朝… 庭に草刈りに出た少年と隣のおじいさんが言葉を交わす

神保町にある、古いアイドル書店。 そこで私は１冊の雑誌を手に取った。そこにいたのは27年前の”貴女”。 ー柏田結衣 ついに歌手デビュー!!ー そう書かれた文字と、ショートカッ…

嘘が見える女子高校生、相楽朱音。常に嘘まみれの世界を見てきて、嘘に飽きていた。彼女の目に映る人も世界もみんな、紅色で染まっていた。 しかしそんなある日、朱音の前に今までの常識を…

共同のアーティストとして、作品を発表する「僕」と「先生」。 地域の支援員として活動する「母」とその娘。 そして、上空に迫る円盤。 芸術作品として何かを表現する側と、それによって傷…

　天使の三人組、ミッチェル、サンダ、マチルダはいつも一緒。かくれんぼの途中でいなくなったサンダを探しに下界へ降りてみると、そこには２００年も眠り続ける美しいひとがいて……。 　彼…

　仕事を失ったヨシトモがひと気のない浜辺を歩いていると、そこで突然竜巻が発生。空から人魚が落ちてくる。彼女を受け止めたヨシトモはすぐにその場を離脱した。けれど人魚は足を生やして彼…

　陽炎の向こうに竜がいる。 　これから竜に会って、卵をもらってくる。 　彼はそう宣言した。 　大冒険はそうして始まる。 　竜と夏の日差し、そして忘れられぬ友だち。 　きっかけは…

「僕」が小さい頃、「お父さん」は死んだ。道路に飛び出した子どもを助けて、事故にあったらしい。僕は、それ以外にお父さんのことを何も知らない。 退屈な夏休みを過ごしていたある日、父に…

棒アイスを口に咥え、薄着でテレビゲームをする妹キャラ：ナナ。 それはVR恋愛ゲームでの光景だった――転校生、河野七海として俺の前に現れるまでは。 ――家のときと変わらず、にいさん…

今日は1年に1度、私が彼に逢いに行く日。

蒸し暑い夏の日に、かき氷を食べながら相手に想いを伝える。 そんな二人の恋の1ページをご覧あれ。

基本的には一話完結短編集です、複数話になることもあります。動物が出て来ます。 作者の練習用も兼ねているのでのんびり不定期更新です。 基本的にはタイトルごとに独立しているのでどこか…

ヴィクトリア・オルランド公爵令嬢の婚約者ハリー・ペイルズは、男爵家の次男でありながら、植物の研究に没頭している地味な青年だ。 貴族令息の常識から外れた言動が多いハリーに、ヴィクト…

〈白百合姫〉ことリリーは、森の木々と草花に愛された魔女でした。 好きなモノはお兄様とお義姉さま。苦手なものは太陽。 魔法の力を使って楽しく暮らしていた彼女のもとに、ある日突然黒…

メカクレ少女は、何者かに追われていたところを、魔物に救われる。 狭窄公《きょうさくこう》と名乗る魔獣は、「魔法少女として魔物界の頂点を目指してくれ」という。 彼の世界は、魔物と人…

六十歳で大学卒業以来勤めていた会社を早期退職したバツイチの庄司英昭は、東京を離れて沖縄に移住をする。 英昭には前妻と離婚後に交際を始めた村岡有香里というパートナーがいたが、沖縄へ…

「存在しない夏休みの思い出大賞」という自主企画用に書きました。

海辺の町で育った「私」と不思議な灯台守の少女の、ひと夏の儚い友情のお話。 極ほんのりSF要素あり。 灯台は遠く海原を照らし続ける。誰かの帰りを待ちわびながら――……。 ＊縦組…