「SF系」を含む小説

　時は26世紀 　地球は危機に瀕していた。 　巨大な小惑星群が太陽系に向かって飛来していることが判明したからだ。 　天体衝突に怯える人々を救う為、決死の特攻作戦に参加する若者…

　何でもできるけど何にもしない高校生、そしてニートの東雲迷路《しののめめいろ》は暇を持て余していた。暇を持て余しすぎて適当なことをつぶやくことを極めた迷路のＳＮＳでのフォロワーが…

猫は隣人であり、別世界の案内人であった。

一日のほとんどを研究室で過ごす残念美人、ライデン教授。 助手の私は、仕事終わりに彼女の実験に付き合わされることになる。 「助手くん、私は人体の錬成方法を思いついた」 ……定…

「『セカイの中心』である彼らの人間関係や精神状態が修復不可能なまでに悪化した時、彼らの専有領域は何らかのかたちで『滅亡』する。それを未然に防ぐために、きみたちを保護しているんだ」…

　人類が太陽系全体にその生息域を拡げた、遥か遠い未来の物語。 　月の皇帝が拘束・軟禁されるクーデターが勃発。カピバラみたいな顔をした宇宙ニンジャ『シノビ』のサビゾーは、第一皇女…

前作『スティグマのラフカディア』から一週間後が過ぎた後の物語。

２０５４年６月２１日。中惑星通過と破片散乱落下による呼称「スカンジナビアの夜」で世界は崩壊する。世界の崩壊だけではなく、中惑星破片群の襲来によって地球はポールシフトした世界として…

『コバルト短編小説新人賞』【もう一歩の作品】 エイトビートの雨が降る。 鈍色の雲から漏れ出した粒が、教室の窓を——ポツン、——ポツン、——ポ、ポツンと叩いている。そう言う時分だ…

空前絶後拍手喝采大銀河合衆連合大国連邦のカタブラ・アルハンブラ第一国家主席大統領首相が大銀河キャバクラのナンバーワンホステスであるピカリちゃんたっての願いを聞いてノリと勢いで国家…

とある就活フェアに参加した俺は、たまたま奇妙な企業を発見した。 見たい企業も見終えたし、話だけでも聞こうと面談を受けたのだが、 翌年４月、俺は転生エージェントとなったのであった。

１話完結型の短編集。盲目の旅人ラフカディアはあらゆる世界を旅して、その見えない目で出会う人の悩みを見ていく。

　銀河の中心部から外縁に向かうこと、およそ二万七千光年の位置。そこに浮かんでいる謎の超巨大球体“暗黒球体”。 　銀河連邦は、その調査のために隊長トデンタ率いる調査部隊の派遣を命…

【作者の悲しみ】 本当は「第一回雨野川小説大賞」の方に応募させて頂きたかったのですが…期限を11/24までだと勘違いしてました…泣 上記企画のお題である、「水」を元にした作品とな…

　路地裏の喧嘩に明け暮れていた青年・江戸屋（えどや）扇（おうぎ）が連れてこられたのは、東京湾に浮かぶ開発途中の人工島だった。政府が実施する、少子化対策のために選んだ男女を強制的に…

　人類が地球を離れて５００年の時が経った未来。 　《エデン》と名前を変えた火星では、火星生まれの火星人と、地球人とは身分の差があった。 　火星人であるロウ・クォーツは地球人のイフ…

ゲームが大好きな少年は気が付いたらゲームと同じ姿で見知らぬ土地にいた。ＳＦ系のゲーム出身の彼は中世ヨーロッパのような世界に翻弄されていく。魔法も技術もゲームとは全く違う世界。ＳＦ…

マッドサイエンティストを目指す女子高生・水沢茜は、気が付くと遙か未来にいた。月が数十倍の大きさに見え、空の半分近くを覆うほどだった。おかげで地球環境は壊滅的な被害を受け、人類は滅…

歌に満ちた美しい「みどり」の森の中で一人の青年は目覚め、少女と出会う。青年は、自分が何者であるのか、この森がいったい何であるのか、なにもわからなかった。少女もまた同じだった。過去…

※スレイブサーガと同じ世界のお話です（雰囲気はだいぶ違います） ※2015年から連載していたものです（連載中） ※すでに既出の話まで、毎日アップしていきます（93話くらい？） …